東芝グループ、レシートクーポンの効果を可視化するAIサービス

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画像は「PromotionOne」の商品コンセプト

東芝グループの東芝テック株式会社は8月18日、レシートクーポンの販売促進効果を自動的に計算し、可視化するクラウドサービス「PromotionOne」を発売した。人工知能(AI)を活用している。

画像は「PromotionOne」の概要図

同社が提供している販促レシート発券クラウドサービス「テッククーポンデリ」や、量販店向けトータルソリューションストアシステム(POSを中心とした店舗システム)「PrimeStore(プライムストア)」と連携することで、POSデータを自動で収集。レシートクーポンの販売促進効果をAIで分析し、直感的にわかりやすいグラフや表形式にまとめて提供してくれる。

なお、分析AIエンジンは複数の分析アルゴリズムを搭載しており、分析結果の中からもっとも精度の高いものを自動的に選択する。

従来では難しかった販売促進効果を明確に

レシートクーポンの販売促進効果を検証するには、販売データを集約・分析できるシステム構築の作業に加え、データを活用できる統計に精通した人材を確保しなければいけない。また、分析結果を反映することで、次回の販売促進企画に活かすことも重要になる。

このように効果的な販売促進業務を実現するために多くの時間と労力が必要で、人手不足が深刻な流通小売業界では大きな課題になっているという。東芝テックはこのような課題を踏まえ、大量のPOSデータや必要なデータを自動収集および集計し、レシートクーポンの販売促進効果をAIで分析できる「PromotionOne」を開発したとしている。

同サービスは、分析システム導入および運用業務を低減するとともに、従来では認識が難しかった販売促進の効果も明確にできる。東芝テックは、各店舗の現状分析から販促企画立案までを支援する役務サービスも提供しており、販促業務をトータルで支援できるとのこと。

>>ニュースリリース

3密を避けて買い物、店舗の混雑状況をリアルタイム確認できるサービス

小売業界が抱える課題と言えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にともなう影響も計り知れない。さまざまな企業が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえ、対策サービスに乗り出している。

たとえば、株式会社バカンは4月27日、スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの小売業種向けに、店舗の混雑状況や待ち人数をリアルタイムで確認できるサービス「VACAN(バカン)」を今後提供し、あわせて加盟店の一般募集を開始すると発表した。

生活必需品を扱うスーパーやドラッグストアなどの小売店では、新型コロナウイルス感染拡大防止のために避けるべき密閉・密集・密接の「3密」が発生しやすい状況だった。しかし、店舗の混雑状況は実際に店頭へ行かなければわからなかった。

このような現状を受けて、バカンはスマホなどから店舗の混雑状況をリアルタイムで確認できるWebサービスを開発した。サービス利用者は、3密を避けて買い物ができるようになる。

VACANでの店内の混雑状況の確認は、AIやIoTを活用してカメラやセンサー、Web待ち列サービス、手押し式のボタンなど、店の状況に合わせた方法で検知する。混雑状況データはVACAN上だけでなく、各店のWebサイトやアプリにも連携して表示できる。

VACANでは混雑状況にくわえ、そのお店がソーシャルディスタンスの確保や消毒など、どのような感染防止対策をしているか確認できるようになる予定だ。なお、VACANは店舗が登録され次第、Webサイトにて公開される。