自動運転レベル5のAI開発を進めるTURING社、Director of AIとして山口祐氏が参画

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完全自動運転システムの開発に取り組むTURING株式会社は、開発体制および経営体制強化を目標に、Director of AI(Director of Artificial Intellingence)に山口祐氏を迎えた。

2021年に創業されたTURINGは「WE OVERTAKE TESLA」というビジョンを掲げ、自動運転AIアルゴリズムの開発や走行実験、走行データ取得を手がけてきた。同社はレベル5完全自動運転(常にシステムがすべての運転タスクを実施する)AIの開発を進めている。

山口氏は東京大学大学院理学系研究科を卒業後、アメリカ国立標準技術研究所でPhysical Measurement Laboratoryの客員研究員として、赤外域の表面放射率など、熱物性計測の研究に携わった。その後、HEROZ株式会社執行役員兼CAIOや産業技術総合研究所の研究員として人工知能や深層学習の研究・開発に従事した。世界AI囲碁オープンで準優勝した「AQ」の1120GPUによる分散強化学習や、世界コンピュータ将棋選手権の優勝、NHK杯トーナメントの形勢表示システムなど、探索型AIの強化学習を中心に、ゲーム・金融・医療・材料など幅広い分野で開発の指揮をとってきた。

TURINGでは、これまでのソフトウェアの開発や組織を指揮した経験を活かし、Director of AIとしてAI自動運転システムの開発を牽引するとともに開発組織全般の責任を持って、より強固な組織基盤作りを目指している。

山口氏のコメント
「かつてチェスや将棋、囲碁でAIは人間を打ち負かしました。しかし、車の運転のような複雑な認知が絡むタスクでは全く及びません。チューリングが目指す完全自動運転の未来では、人間の認知・行動をAIが理解し、そして超越しなければなりません。これまでの深層学習の先、さらに必要なものが何なのか――その道を世界に示すべく、強力に開発を進めていきます。」

TURINGは山口氏を迎えた新開発体制のもと、完全自動運転社会の実現に向け、システムに不可欠なAIの研究・開発をより一層加速させる予定だ。

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