イヤホン型脳波計で深層心理をAIが解析、耳から心地よい状態に誘導

このエントリーをはてなブックマークに追加

VIE STYLE株式会社(ヴィースタイル)は2月4日、北陸先端科学技術大学院大学とヴィースタイルが開発するイヤホン・ヘッドホン型簡易脳波計から測定された脳波および生体情報により、ユーザーの深層心理を解析しAIを構築する共同研究の開始を発表した。

ブレインテック市場は2024年には5兆円規模に

イヤホン型簡易脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」

ヴィースタイルは、次世代のプロダクトとして心と体を整えるI.o.H.デバイス(生体情報を取得するデバイス)および生体情報を活用してサービスを提供するI.o.H.ウェルネスプラットフォームを開発している。

I.o.H.ウェルネスプラットフォームとは、音楽や映像コンテンツを視聴中のユーザーからヘッドホンやイヤホンにより生体情報を取得。AIが解析してユーザーの深層心理を推定する。レコメンデーション機能等に反映することで、ユーザーに個別最適なコンテンツを提供し、ユーザーを心地よい状態(ウェルビーイング)に誘導サポートする機能を備えたプラットフォームだ。

脳波などを活かす、ブレインテック市場は三菱総合研究所の米国調査会社レポート(外部サイト)によれば2024年には5兆円規模になると試算されている。さらにビッグデータと人工知能(AI)の台頭により、脳科学を利用する意義が一層問われるようになっているとプレスリリースではコメントされている。

>>VIE STYLE株式会社