機械学習を用いたAIによる開発支援機能「Visual Studio IntelliCode」がBuild 2018にて発表

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マイクロソフトは、「Build 2018」にて、人工知能(AI)を用いてソフトウェア開発支援を実現する「Visual Studio IntelliCode」を発表しました。

Visual Studio IntelliCodeは機械学習を用いて、Visual Studioで開発する際の、コードの補完、入力候補の表示、ヒントの表示といった「IntelliSense」と呼ばれる機能をさらに強化し、コーディングスタイルの推論、プルリクエスト時のアドバイスなどをおこなう、開発者の生産性を向上させる一連のAI支援機能を提供しています。

Microsoft Build 2018とは

Build 2018とは、Microsoftが開催する開発者向けカンファレンスです。Build 2018は、米ワシントン州シアトルで米国時間5月7日から9日に開催。AIやIoT、Azure関連のさまざまなアップデートや新機能を発表。

「Visual Studio IntelliCode」によって生産性の高い開発が可能に

Visual Studio IntelliCodeは、人工知能(AI)による新しい生産性向上を実現するさまざま機能を提供しています。

Visual Studio IntelliCodeが開発プロセスをどのように強化するのか、以下の4点でまとめられています。

  • 状況に応じたコード補完
  • チームのコーディングパターンとスタイルを尊守するよう開発者をガイド
  • コード中の問題発見
  • 重要な領域に集中したコードレビュー

一例として、IntelliCodeには、アルファベット順の単純なリストを表示するのではなく、開発者が使用する可能性が高いリスト順で並べ替えしてくれる機能があります。

以上のような機能は、開発者のコードと、GitHubの100以上のスターを持つ2000もの高品質オープンソースプロジェクトを元にした機械学習により実現されています。そのほかにも、機械学習による最適なレコメンデーションやヒントの表示などが提供されています。

現在はC#のみが対象とされていますが、将来的にはさまざま言語やツールのなかでのIntelliCode使用も想定されているようです。

今回発表されたVisual Studio IntelliCodeはまだ実験段階です。機能は定期的に更新されていくので、引き続き注目していきたいです。