AI管理人が対応するマンション、神戸市に登場

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和田興産株式会社と株式会社日本ネットワークサービスは10月8日、神戸市兵庫区にある分譲マンション「ワコーレシティKOBE湊川公園」に、人工知能(AI)を導入すると発表した。神戸市エリアの分譲マンションでは初導入という。

AIのイメージ

同マンションに導入するのは、AIを搭載したマンション専用アプリおよび、共用部にタッチ式端末を組み合わせた非対面型・デジタル対応管理サービス「にほサポ」だ。

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ワコーレシティKOBE湊川公園ではAIを活用することで、マンションに関する手続きや、管理会社への依頼・提携サービス紹介などに対応可能になる。

具体的には、マンションに関する手続きは「共用設備に関する問い合わせ」「提供サービスに関する問い合わせ」「ルールに関する問い合わせ」「規約・細則・議事録などの照会」「各種申請に関する問い合わせ/書面の取り寄せ」「不具合、修理、清掃などに関する報告/依頼」に対応する。

また、管理会社への依頼・提携サービス紹介は「伝言連絡、折り返し受け付け、タクシー手配など」「共用施設予約」が可能だ。なお、受け付け対応は英語・中国語・韓国語の多言語に用意している。

マンション管理業界では、「管理員の人手不足」が深刻化しているという。また、居住者の暮らしやニーズも多様化している。和田興産と日本ネットワークサービスは、有人管理員とAIをあわせて24時間365日対応することで、入居者ニーズに応えるとともに、人手不足を解消するとのこと。

>>ニュースリリース

マンションへのゴミの不法投棄をいち早く発見し対処に至れた技術

マンションの管理にAIを活用する事例と言えば、物件のオーナーや管理会社向けに、ゴミ問題を解決するためのAI技術が提供されている。株式会社B’s STYLEが2019年11月から、岡山県岡山市内にあるマンションに提供開始した、独自の画像処理技術「アイ・パト」を用いた不法投棄監視システムだ。

アイ・パトは、AIと画像認識処理技術を駆使し、監視対象として確認が必要な部分のみを管理者に通知や可視化する。

一般的な防犯カメラで監視対象を確認するには、長時間の動画から巻き戻しをするなどでチェックする必要があった。その点、アイ・パトでは不法投棄の場面のみを抽出する動画加工処理をすべて自動化している。さらには、抽出した動画はインターネットの管理画面上で一覧になって確認できる。

監視と抽出作業を大幅に時間短縮できるのがアイ・パト最大の特徴だ。実際に、岡山市にあるマンションにアイ・パトを導入したところ、「過去には考えられなかったほど、きれいな状態を維持できるようになった」そうだ。

そのほか、アイ・パトの詳細を知りたい人は以下の記事をチェックしてほしい。