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早稲田大学は7月19日、現在同大の学生向けに提供しているデータサイエンス教育プログラムである「データ科学教育プログラム」を社会人向けに再編成し、新規内容を追加した講座を2022年秋から提供すると発表した。
本講座は、データサイエンスの「理論」とビジネス領域で活用できる「スキル」を同時に学ぶことで、データサイエンスの実践的な活用能力を鍛えるのがねらいだという。
修了者には学校教育法に基づく「履修証明書」を授与する。
本講座について
本講座は、早大において、全ての学部・研究科の学生を対象としたデータ科学教育プログラムを構築してきたデータサイエンスを専門とする専任教員が中心となり、データサイエンスの活用方法を実践的に学びたい社会人向けに構築した特別なプログラムだ。
プログラムはオンライン形式とオンデマンド形式で進められ、オンデマンドの「理論編」は48時間、オンラインの「理論編ダイジェスト・実践編」は60時間で、隔週土曜日に実施。忙しい社会人も受講しやすい形態だ。
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「理論編(オンデマンド)」では、「データサイエンスの考え方の基礎」「回帰と分類の考え方」「分析に適切なモデルの探索」「データ解析の実践」という流れで意思決定の目的という観点からデータサイエンスを統一的な視点で体系的に学べる。
「理論編ダイジェスト(オンライン)」では、理論編の内容を実践する際のポイントとその考え方について解説する。
「実践編(オンライン)」では、理論は最小限にとどめて、具体的な問題とデータを使ってデータサイエンスを実践する。Pythonでのデータ分析演習を通して理解し、課題に取り組むことによって自身の力にする。実データを使った分析の実践、並びにビジネスへの活用領域や活用事例を学び、データサイエンスの知識を結びつける能力を養うという。
本講座の修了が認められると、早大は修了者に公式の履修証明書を発行する。学校教育法第105条の規定に基づき、履歴書の学歴欄に記載可能だという。
講座の概要は以下のとおり。
- 講座名称:データサイエンス実践講座
- 開講時期:2022年10月1日(土)〜2023年2月18日(土)、全10回 詳細はこちら
- 受講方法:オンデマンド配信とオンライン配信の融合スタイル形式
- 募集人数:30名
- 募集期間:2022年8月24日(水)〜9月22日(木)、定員に達し次第締め切り
- 申込方法:プログラム公式Webサイトから8月下旬より受付開始
- 受講費用:44万円(税込)一括払いのみ。
- 対象者:企業や団体などにおいて、データサイエンスを活用した分析業務をしたい人、これまで統計・データサイエンスを学んだが、企業や団体などの業務において活用する方法を学習したい人
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