「IBM Watson(Watson)」は、IBMが公開している機械学習ツールで、簡単にモデルを作成できます。今回はWatsonを使って、犬と猫の画像を分類するモデルを作成します。
1.Watson Studioへアクセスする
まずは、IBMクラウドのアカウントを作成する必要があります。作成したらログインをして、左のメニューから「Watson」を選択します。
「すべてのwatsonサービスを参照」をクリック。
「Visual Recognition」を選択します。
「作成」をクリックし、Watson Studioを起動します。
2.モデルを作成する
次は「Classify Images」を選択します。
dogとcatというクラスを作成します。
3.データを分類する
クラスを用意できたら、右上のBrowseから事前に用意した犬と猫の画像を30枚ずつアップロードします。次に、右下からアップロードした画像にチェックをつけ、Add to modelでモデルに加えます。
すると、Unclassifiedというクラスが作成されるので、クリックします。
画像を1枚ずつクリックし、「Classify」からクラス名を選択して「Submit」します。
4.モデルに学習させる
すべての画像をSubmitにしたら、右上の「Train Model」をクリックします。
5.モデルに推論させる
学習が終わると、右上に通知が出るので、「here」をクリックします。
Testを選択し、画像をアップロードすると、結果が表示されました。
最後に
今回は、Watsonを使い、まったくコードを書かずに、犬と猫を画像を分類するモデルを作成しました。Watsonでは画像分類以外のモデルも作成できるので、ぜひ試してみてください。