レッジ、ウェブライダー、SPJが共同でディープラーニング・機械学習を用いた文章校正の共同研究を開始

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株式会社ウェブライダーが提供する推敲・校閲支援ツール『文賢(ブンケン)』をご存知でしょうか。

文賢は、書いた文章を推敲・校閲し、改善点をリアルタイムで指摘する、Web上で動くクラウドツールです。

この度、レッジ、ウェブライダーSPJは『文賢』の機能追加・サービス向上を目的とした、新たな共同研究プロジェクトを開始します。

今回のプロジェクトで目指すのは、AI(機械学習・ディープラーニングなど)の技術を使用した、文章校正業務の簡易化と、その先にある「誰もがあたりまえに分かりやすく整った文章で情報を発信できる未来」の実現です。

文章の改善点をリアルタイムで指摘する『文賢』

文賢(ブンケン)」は、書いた文章をチェックし、改善点をリアルタイムで指摘してくれる、web上で動くクラウドツールです。

文賢が提供する基本的な機能は、

  • 校閲支援
  • たとえ表現
  • 推敲支援
  • アドバイス

以上4つです。

校閲支援機能

校閲支援機能では、基本的な日本語の間違いを検知して、指摘、正しい日本語表現をサジェストしてくれる機能です。

誤った言葉や、不快語、敬語のチェックから、ら抜き表現、重複表現まで自動で校閲してくれます。

たとえ表現機能

コンテンツを、読者により深く読んでもらうための機能「たとえ表現」を使うことで、読者の想像力に訴えかける文章を作成できます。

2000を超える「慣用句」や「ことわざ」、映画やマンガをベースにした「あるある」をワンクリックで挿入できる機能です。

毎月バージョンアップされる「たとえ表現」が、より豊かな文章作成を支援してくれます。

推敲支援機能

文賢には、運営元である、ウェブライダーが制作した「沈黙のwebライティング」や「ナースが教える仕事術」などで培った推敲のノウハウが多く取り入れてあります。

それをベースに文章の精度を高めてくれるのが推敲支援機能です。また「ユーザー辞書」をすれば、表記揺れを指摘することもできます。

アドバイス機能

アドバイス機能は、校閲や推敲のステップをクリアした文章に対して、詰めのアドバイスをする機能。

最終チェックする際に使用することで、完成度の飛躍的向上を実現します。

アドバイスは「ユーザー辞書」の変更で、運営するメディアに合わせたものにカスタマイズできます。

ライティングする際に以上4つの機能で、文章をリアルタイムに改善してくれる文賢を、AIエンジン開発によりさらに賢いツールにするのが、今回の共同研究プロジェクトです。

誤字・脱字を自動検出するエンジン開発に着手

共同研究プロジェクトの第一弾として、LSTMなどのニューラルネットワークを用いた学習で、誤字・脱字を自動検出するAIエンジンの開発から着手しています。

プロジェクト体制としては、誤字・脱字検出エンジンの開発をレッジが担当。テクニカル・アドバイザーとして、SPJ江口氏が技術支援を行います。

学習データとしてレッジやウェブライダーの保有する文章データを用い、誤字脱字の検知をおこなう構造を想定しています。

複数の手法を組み合わせることで既存モデルのエンジンを超える精度を目指し開発を進めていきます。

AIによる『文章がもつ、雰囲気・温度感の判定』への挑戦

今回のプロジェクトは第一弾であり、最終的な目的は「文章校正業務の簡易化」と「誰もがあたりまえに分かりやすく整った文章で情報を発信できる未来の実現」です。

そしてこれらの目的は、今回のプロジェクトだけで達成できるとは思っていません。

今後は、誤字・脱字を自動検出するAIエンジン開発に加えて、ライティングにおいてより本質的で、読者に伝わる文章を構成する『文章がもつ、雰囲気・温度感』を判定できるAIエンジン開発にも挑戦する予定です。