組込みディープラーニングのLeapMind、シリーズCラウンドで約35億円の資金調達─週間AI業界資金調達ニュース

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Ledge.aiでは、AI業界の資金調達ニュースを毎週金曜日にお届けする。10月14日〜10月18日のニュースは以下の通り。

先週の記事はこちらから。

ディープラーニングのLeapMind、シリーズCラウンドで約35億円の資金調達

調達額
35億円(累計調達額 約49.9億円)


調達先
あいおいニッセイ同和損害保険
SBIインベストメント
トヨタ自動車
三井物産
LeapMindでは、ディープラーニングを電力や通信状況に制約のある環境で実用化するために、ソフトウェアとハードウェアの両面から研究開発を行ってきた。LeapMindが保有する「極小量子化ディープラーニング技術」を用いることで、消費電力などさまざまな制約があるエッジ端末上でもディープラーニングを動作させることが可能となる。

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今回調達した資金は、FPGAやASIC上でディープラーニングを実現するソフトウェアスタックである「Blueoil」のさらなる開発や、Blueoilがさらに活用されるための極小量子化ディープラーニング専用の回路を設計、低消費電力とかつてない性能を実現するための独自IPの開発に充てる。また、採用やマーケティング費用にも充当する予定だという。

LeapMindはシリーズAで約3億4千万円、シリーズBで約11.5億円の資金を調達しており、累計調達額は約49.9億円となった。

CBcloud シリーズBエクステンションラウンドの資金調達を完了

調達額
約7億4000万円


調達先
JR東日本スタートアップ
BORベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合
沖縄タイムス社
CBcloudは、2013年の設立以来、フリーランスドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」やAIやブロックチェーンを活用した動態管理システム「ichimana」の提供している。ラストワンマイルを担うフリーランスドライバーが直面する労働条件の改善と荷主の利便性の追求、およびITソリューションの提供による運送業界の効率化を促進し、社会インフラとしての運送網の強化に取り組んできた。

モノのMaaS(Mobility as a Service)とは、CBcloudが将来的に提供を目指す構想。運送業界におけるMaaSの提供を見据え、陸空海の各輸送手段を組み合わせ、荷主と最適な輸送手段を、ITを活用しシームレスかつ瞬時につなぐプラットフォームの構築を目指している。

CBcloud モノのMaaS構想イメージ

今回調達した資金は人材の獲得費用に充て、組織体制の強化を図る。また、既存サービスのマーケティング施策および新サービスの開発費用にも充当し、長期的な成長にむけ強固な経営基盤の構築を目指すという。

海外スタートアップに特化した情報プラットフォームを提供するZuva、約8,000万円の資金調達を実施

調達額
約8000万円


調達先
ウエルインベストメント(早稲田大学提携VC)
Zuvaは海外スタートアップに特化した情報プラットフォームを提供している。

これまで、Webサイト、ニュース、特許情報などパブリックな情報及び、プライベートAPIなど、多様なソースから取得した情報をもとに、インタンジブルアセットと呼ばれる企業の強さの源泉となる「目に見えない資産」に重点をおき、今までに海外スタートアップ約70万社の世界最大規模のデータベースを構築してきた。

今回の資金調達により、

  • Webサービスである「※ZUVA for Business」の新規機能開発
  • データソースの拡充
  • 海外ローカルネットワークの拡大
  • 人財の採用およびマーケティングへの投資

を実施し、次回資金調達シリーズAに向けて、サービスの充実、事業の拡大を目指すという。

※データベースから、独自AI(早稲田大学創造理工学部鬼頭研究室が開発)を通して、ユニークな技術・サービスを持つスタートアップを抽出、アナリストチームによる業界レポートを提供するWebサービス