ワークマン、AI需要予測で発注業務を約30分から約2分に短縮

このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社ワークマンと株式会社日立製作所は4月19日、人工知能(AI)などデジタル技術を活用することで、約10万品目の発注業務を自動化する新システムを3月から「ワークマン」2店舗に先行導入し、稼働開始したと発表。ワークマンは本システムを活用することで、従来、各店舗において1日あたり約30分をかかっていた発注業務を約2分に短縮できたという。

ワークマンでは、取り扱い商品は約10万品目、1店舗あたり約1万3000品目におよぶ。従来、ワークマンでは発注業務に時間だけではなく、適切な在庫の確保やタイムリーな商品入れ替えに課題があったという。ワークマンと日立はこのような課題を受け、2020年からデジタル技術を活用した発注・在庫管理業務の自動化に向けた協創を開始した。

今回、導入開始したシステムは全国展開するスーパーマーケットなどへの導入実績がある日立の「Hitachi Digital Solution for Retail/AI需要予測型自動発注サービス」をベースにしている。ワークマンの商品特性を考慮し、在庫回転率の低い定番商品に対応する自動補充型のアルゴリズムを組み合わせ、在庫回転率に応じて「自動補充型」と「AI需要予測型」のアルゴリズムを切り替える機能を追加した。

ワークマンの3店舗、31品目を対象に本システムのシミュレーションを実施したところ、現状の店舗棚割にあった平均在庫量を維持しながら、こまめな補充により欠品を抑制できたという。また、各店舗で毎朝、システムに推奨された発注量を確認し、確定ボタンを押すだけで発注作業を完了し、約30分を費やしていた作業を約2分に短縮できたとする。

ワークマンと日立では今後、本システムを2021年11月までに全国の「ワークマン」「WORKMAN Plus」「#ワークマン女子」450店舗に導入し、最終的には約900店舗まで適用拡大予定している。

>>ニュースリリース

ライフ、AI需要予測を導入 作業時間を年間15万時間も削減

AI需要予測の活用と言えば、株式会社ライフコーポレーションの取り組みにも注目してほしい。

ライフコーポレーションは1月19日、スーパーマーケット「ライフ」に、日本ユニシス株式会社と共同開発したAI需要予測による自動発注システム「AI-Order Foresight」を導入すると発表した。本システムはすでに現在240店舗以上で稼働し、日配品発注業務を年間15万時間削減できることを確認しているという。

そのほか、詳細は以下の記事をチェックしてほしい。