株式会社amptalkは6月21日、同社が提供するオンライン商談自動化ツール「アンプトーク」において、業界初とうたう「Zoomに対応したオンライン商談内容を自動で要約する機能」を開発し、提供開始した。
自動書き起こし・分析の機能に加え、「自動要約機能」は書き起こされた文章から要点をピックアップし、自動で要約することで、抜け漏れのない議事録をスムーズに作成する。また、要約された文章はSalesforceに自動出力が可能。
本機能により、より効率的な商談の振り返りが可能になり、効果的なオンライン商談とインサイドセールスとフィールドセールスの連携向上といった営業活動全体の効率化を実現するという。
自動要約機能開発の背景
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンライン商談が一般的となったことで、商談の記録や分析ができる営業DXツールが増加している。しかし、現在の多くのツールでは、内容を振り返る際に、録音データの機器直し作業や、書き起こし全体を確認することとなり、多くの時間と労力が必要となっている。
それらの課題に対し、アンプトークは、今までも可能であった自動書き起こしの機能に加え、書き起こし文から要点をピックアップし、自動で要約し議事録を作成する。
作成した議事録をSalesforceに自動で連携することで、チーム間やインサイドセールス・フィールドセールス間、カスタマーサクセス担当者などのスムーズな情報共有を可能とし、より雑務の時間を減らし、効果的な商談を実現するという。
自動要約機能の特徴
トピックごとの自動要約で効率的な振り返りが可能な議事録へ
アンプトークでは、書き起こし内容をトピックごとに自動要約する。そのため、振り返りや商談内容の確認の際、必要なトピックの内容を手軽にピックアップできる。
画面上では、要約部分を太字で表示・ハイライトする。そのため時間がないときでもハイライト箇所を確認することで、素早く商談の振り返りができる。
録画のみで自動要約
細かい設定は必要なく、アンプトーク導入時にZoom Meetingsと連携するだけで、その後はZoom Meetingsで録画すれば、自動でアンプトークが録画された商談を取得し、AIが自動要約する。
Zoom Meetings以外に、Zoom PhoneやDialpadといったIP電話にも対応しており、それぞれをアンプトークと連携し録音することで自動要約できる。
話者も自動で特定できるので、発言者の確認や声の事前登録も不要だ。
Salesforceとの自動連携でより効率的な営業活動を可能に
ハイライトされた商談内容がSalesforceに自動で出力されることで議事録の作業が自動化され、Salesforceへの記録や議事録の作成などの入力時間を短縮する。さらなる効率的な営業活動が可能となるという。
本機能の概要は以下のとおり。
- 連携ツール:Zoom Meetings(ビデオ会議)、Dialpad/Zoom Phone(IP電話)、Salesforce(SFA)、Slack(チャット)
- 価格:
【Basicプラン】初期費用5万円、月額4000円/ユーザー※
【Proプラン】初期費用5万円、月額5900円/ユーザー※
※年間契約の場合
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