株式会社 ONE SLASH ONEは5月9日、AI(人工知能)アルゴリズムと特許取得済みの高重量トレーニングマシン機構によって、ユーザーがセルフでも効果的で安全性の高い筋力トレーニングを可能にする次世代型マイクロジム「1/workout(ワンスラッシュワークアウト)」のプロトタイプを公開した。
今回、同社の第一弾プロダクトとして、創業から開発を進めてきた同施設のプロトタイプを公開し、無料体験の先行予約を受付開始したことを発表した。
同施設の特徴は以下の3つである。
- 自宅ではできない高重量対応の全自動トレーニングマシン
筋肉質な体づくりに不可欠な高重量のバーベルフリーウェイト種目に対応する。独自設計のトレーニングマシンが、ユーザーの体格に合わせて種目ごとにバーベルやセーフティバーの位置を自動的にセットアップする。AIがトレーニング中の危険な動きを検知すると、セーフティーバーが自動的に介入する。また、マシンが最大120kgまでの重量プレートを自動的に付け替えるので、初心者も上級者もトレーニングだけに集中できる。
- トップアスリートも採用するデータに基づいた最新プログラムを自動生成
近年、世界的に研究が進み、トップアスリートの間でも採用されているVelocity-based Training(VBT)理論に基づき、ユーザーのトレーニング目的や筋力レベル、当日の体調に最適化されたプログラムを自動生成する。VBTでは、従来の筋力トレーニングのように限界まで追い込む必要性はなく、常に全速力でバーベルを持ち上げるという集中力が求められる。ユーザーはバーベルを持ち上げる速度を用いた筋力推定によって、自分自身の変化や成長を的確に理解できる。
- 圧倒的な没入感を生み出す完全個室のクリエイティブ体験
同施設は、全自動トレーニングマシンやAIカメラ、センサなどが15平米程度のスペースにパッケージングされている。ユーザーはマシンの順番待ちや他人の目線を一切気にすることなく、自分だけの完全個室空間の中でトレーニングできる。マイクロジムの壁面には130インチ相当の映像が投影され、大画面と音楽によるクリエイティブな演出で没入感の高い非日常空間を生み出し、自分自身の心と体に向き合う良質な機会を提供する。
本開発に賛同する複数の事業会社や有名起業家から資金調達を実行し、東京都中小企業振興公社の大型助成金と大手金融機関からの融資を含め、同社の累計調達額は2億円となった。
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