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Universal Music Group(UMG)は2026年1月6日(現地時間)、NVIDIAと、音楽分野における「責任あるAI(Responsible AI)」の開発を目的とした協業を[発表]{target=“_blank”}した。 NVIDIAのAIインフラと、数百万曲規模に及ぶUMGの公式音楽カタログを組み合わせ、音楽の発見、創造、ファンエンゲージメントを拡張する。 UMGによると、今回の協業は、世界中で音楽を楽しむ数十億人のリスナー体験を高度化することを目的とするものだ。両社は共同で研究開発を進め、音楽創作の発展と、権利者への正当な対価還元を両立させることを共通の目標に掲げている。 ## 音楽理解AI「Music Flamingo」を拡張 協業の中核となるのが、NVIDIAが開発する音楽理解AIモデル Music Flamingo だ。Music Flamingoは、最大15分に及ぶフルトラックを処理でき、ハーモニーや楽曲構造、音色、歌詞、文化的背景、感情の流れといった要素を総合的に理解する。 UMGとNVIDIAは、このモデルをUMGの膨大な公式カタログに対応させることで、ジャンルやタグといった従来の分類を超え、楽曲の文脈や感情的ナラティブに基づいた新しい音楽発見体験の実現を目指すとしている。 ## ファン体験とアーティスト支援の両立 AI技術は、アーティストとファンの関係性を拡張する用途にも活用される。アーティストは自身の楽曲をより深く分析・表現できるツールを活用でき、ファン側は単なる検索やプレイリストを超えた、よりインタラクティブな音楽体験を得られるという。 また、既存アーティストのエンゲージメント強化に加え、新進アーティストが適切なリスナーに発見される機会を広げる狙いもある。 ## アーティスト主導のAI開発体制 両社は、アーティスト、作曲家、プロデューサーが直接関与する専用のAIインキュベーターを設立する。実際の制作現場に即した形でAIツールを共同設計・検証し、独創性や真正性を重視した活用を進めることで、画一的なAI生成物を避ける方針だ。 ## 著作権と帰属を重視した「責任あるAI」 UMGとNVIDIAは、AIの活用と同時に、著作権保護や楽曲の正確な帰属を重視する姿勢を強調している。AIによる音楽利用において、アーティストの権利を守りつつ、透明性と信頼性を確保することを協業の前提条件と位置付けた。 ## スタジオ資産も活用した研究体制 UMGのMusic & Advanced Machine Learning Lab(MAML)は、これまでもNVIDIAのAIインフラを活用してきた。今回の協業では、Abbey Road Studios や Capitol Studios といった世界的スタジオも研究・制作環境として活用し、レーベルや出版社を含む幅広い関係者の知見を反映させる。 UMGとNVIDIAは、公式音楽カタログを基盤としたAI活用を通じ、音楽産業における技術革新と権利保護の両立を図るとしている。 :::box [関連記事:YouTube 生成AIの音楽利用でユニバーサル・ミュージックと提携 ABBAのメンバーなどが協力] ::: :::box [関連記事:AI音楽生成サービスSunoとUdioを著作権侵害で提訴 ユニバーサル、ソニー、ワーナー含む大手音楽企業] ::: :::box [関連記事:ワーナー・ミュージック、Sunoと和解し提携へ──訴訟から「ライセンス型AI音楽」へ転換、2026年に新モデルと料金体系を導入] ::: :::box [関連記事:NVIDIA、テキスト入力で音楽・音声を自在に生成するAIモデル「Fugatto」を発表] ::: :::box [関連記事:AI音楽、リスナーの97%が見抜けず──Deezer調査で浮かぶ「ラベリング必須」と「著作権侵害への懸念」] :::
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