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化粧品やスキンケア商品を手掛けるウテナは2026年5月6日、スキンケアブランド「ウテナ モイスチャー」の広告に関して謝罪し、公式YouTube動画の削除および交通広告の撤去を[発表]{target=“_blank”}した。同広告をめぐっては、生成AIを用いた広告制作や、特定の既存作品との類似性について多くの意見が寄せられていた。 SNS上では、同広告がアニメ「美少女戦士セーラームーン」を想起させるとの批判が出ていた。ウテナは発表の中で作品名を明示していないが、既存作品への敬意やファンへの配慮が不足していたとしている。 ## AIで制作した「変身ヒロイン風アニメ」広告 問題となった広告は、同社のスキンケアブランド「ウテナ モイスチャー」のプロモーションとして制作されたものだ。ウテナは2026年4月27日から東京のJR山手線28駅で交通広告を掲出し、5月1日からは大阪のOsaka Metro4駅でも広告掲出を始めた。あわせて、公式YouTubeでPRアニメ動画「潤い戦士 モイスチャー」を公開していた。 ウテナは当初の発表で、同広告を「変身ヒロイン風アニメ」と説明していた。動画については「全編AIを活用して映像化した本格アニメーション動画」としており、企画・構成などの中核部分は人間が担い、映像化のプロセスにAIを活用したとしていた。 また、同社は当初の発表で、同作について「特定の既存作品やキャラクターをAIに学習させたものではない」と説明していた。制作後も人の監修のもと、類似性の確認を行いながら仕上げたとしていた。 ## 公式動画とSNS投稿を削除、交通広告も撤去 ウテナは5月6日付の発表で、生成AIを用いた広告制作や特定の既存作品との類似性に関して、多くの意見が寄せられたと説明した。 同社は、公式YouTubeの該当動画と関連するSNS投稿を削除すると発表。掲出中の交通広告についても順次撤去するとしている。 ![utena letter.jpg] :::small 画像の出典:[株式会社ウテナ]{target=”_blank”} ::: ## リーガルチェック済みでも問題化 ウテナによると、今回の広告は外部専門家を交えてリーガルチェックを重ねたうえで公開していた。今後は、改めて専門家など第三者の指導を受けながら、関連する法規制上の問題がないか確認するという。 また、同社は、法的ルールの遵守だけでなく、広告を見る人への配慮を含めた表現チェック体制を全面的に見直し、再発防止に努めるとしている。 生成AIを活用した広告制作では、制作時間の短縮や表現の幅の拡大が期待される一方で、既存作品との類似性や文化的文脈への配慮が課題となる。今回の事例は、AI活用の有無にとどまらず、公開前の表現確認や第三者チェックのあり方が問われるケースとなった。 :::box [関連記事:動画生成AI Seedance 2.0波紋拡大、ByteDanceが実在人物・IP生成を当面制限──ハリウッド・日本政府も問題視] ::: :::box [関連記事:講談社・KADOKAWAなど19団体、「オプトアウト原則は侵害につながる」と共同声明──Sora2問題でAIと創作権利の3原則を提示] ::: :::box [関連記事:民放連「生成AIによる放送コンテンツ酷似映像」を問題視──無許諾学習やオプトアウト方式に懸念] ::: :::box [関連記事:スタジオジブリや任天堂など加盟のCODA、OpenAIに要望書──動画生成AI「Sora 2」の無許諾学習に懸念] ::: :::box [関連記事:Google、ディズニー要請受けAI生成動画を削除──OpenAIとの大型契約直後に] :::
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