アルコールチェック義務化に向けて アルコール検知AIクラウドシステム「AIZE Breath(アイズブレス)」

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株式会社トリプルアイズは5月26日、アルコール検知AI(人工知能)クラウドシステム「AIZE Breath(アイズブレス)」の提供を開始した。AI顔認証とアルコールチェック、検温を一連の動作で実施し、記録をクラウドに自動保存できる。

道路交通法改正(道路交通法施行規則の改正)で、4月1日から9月30日までは、酒気帯びの有無を目視などで確認し、その内容の記録が義務付けられる。また、10月1日からは酒気帯びの有無を対面で確認するほか、「アルコール検知器」を使用して確認し、その内容の記録が義務付けられる。

今回のアルコール検知器での検査の義務化から、「顔認証と組み合わせた便利なシステムができないか」という意見を聞き、同社の顔認証による勤怠打刻と自動検温システムである「AIZE Biz+」にアルコールチェック機能を追加した本システムを開発し、サービス提供に至った。

本システムは、これまでのアルコール検知器と比較して次のような特徴がある。

  • 最長のセンサー寿命で高コストパフォーマンス
  • アルコール検知器には高性能のサンコーテクノ社製ST-3000を使用し、アルコールセンサーは業界最長7万回分でコストパフォーマンスに優れている。

  • AIによる自動化で手作業が不要に
  • これまでの紙による管理やPCへの手入力などが一切不要になる。多くのアルコール検知器が単独で機能するスタンドアローンであるのに対し、本システムはクラウドで連携し、自動で検査結果を一括集計するため、管理業務を大幅に軽減できる。また、測定結果の保存数も制限がない。

  • 今あるシステムと連携可能
  • 既存の勤怠システムとの連携がかんたんに可能だ。同社は画像認識プラットフォームにおいて、顔認証AIと既存システムとの連携を数多く手掛けてきた。その知見が本システムにも生かされている。

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