ビジネス

1~13 / 2482件

ビジネス
2025/11/20 [THU]
Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏、AI企業「プロジェクト・プロメテウス」の共同CEOに就任── “実世界AI” に本格参入のサムネイル画像

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏、AI企業「プロジェクト・プロメテウス」の共同CEOに就任── “実世界AI” に本格参入

Amazon創業者のジェフ・ベゾス氏が、AIスタートアップ「Project Prometheus(プロジェクト・プロメテウス)」の共同最高経営責任者(CEO)に就任した。2025年11月17日に[ニューヨークタイムズ]{target=“_blank”} など複数の海外メディアが報じたもので、2021年のAmazon CEO退任以来、同氏が企業運営の最前線に復帰するのは初めてとなる。 ![bezos creates ai startup.jpg] :::small 画像の出典:[ニューヨークタイムズ]{target=“_blank”} ::: ## 製造・ロボティクス・航空宇宙…“物理経済”を理解するAIを開発 報道によると、Prometheusはこれまでに62億ドル(約6,200億円)規模を調達したAI企業で、生成AIとは異なる領域—工場、ロボット、自動車、航空宇宙など、“物理世界の複雑なシステムを理解し操作できるAI”の開発を目標としている。 同社が取り組む領域は「physical economy(物理経済)」と呼ばれ、ソフトウェア領域にとどまらず、機械・装置・製造現場の挙動を扱う。そのため、今後の産業インフラや高度製造分野で存在感を高める可能性があるとみられている。 ## 共同CEOは元Google X幹部のVik Bajaj氏 Prometheusは共同CEO制を採用しており、ベゾス氏とともに経営を担うのは、Google X やVerilyで幹部を務めたVik Bajaj(ヴィク・バジャージ)氏。Bajaj氏は工学・バイオ・ロボティクス領域の研究と事業化に長く携わり、ディープテック企業の経営にも実績を持つという。 ## ベゾス氏の「経営トップ」復帰は4年ぶり ベゾス氏はAmazon CEO退任後、宇宙開発企業Blue Originの運営や複数企業のオーナー業を継続してきたが、実務責任を伴うトップ職に戻るのは約4年ぶり。AI産業の拡大とともに、製造AI・工学AI分野の競争が激化するなかでの復帰として注目が集まっている。 :::box [関連記事:Amazon、新たな生成AI基盤モデル「Amazon Nova」を発表──マルチモーダルAIでOpenAIやGoogleに対抗] ::: :::box [関連記事:Amazon、約1万4千人の従業員削減を発表──AI時代に向けた組織再編で「世界最大のスタートアップ」を目指す] ::: :::box [関連記事:Amazon、触覚を備えた新型倉庫ロボット「Vulcan」を発表──ピッキング作業の自律化と省人化を加速] ::: :::box [関連記事:Googleに続きAmazonも テック企業による原子力エネルギーへのシフト:AI時代の新たな電力戦略] ::: :::box [関連記事:ヒト型ロボット開発のスタートアップ Figure がNVIDIA、Microsoft、OpenAI含む大手テック企業から6億7500万ドルの資金調達] :::

アクセスランキング
25to26_pre_registration_rectangle_top_typeB_70th
FOLLOW US
各種SNSでも最新情報をお届けしております