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2026/3/10 [TUE]
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イラン、Amazonの中東データセンターを攻撃 「軍事・諜報活動を支援」と主張

イスラエルと米国によるイランへの攻撃を受け、中東情勢が緊張を増す中、イランが反撃の一環としてバーレーンにある米Amazonのデータセンターを攻撃したとされる。 Amazon Web Services(AWS)は2026年3月2日(現地時間)に公開した障害情報で、中東地域のデータセンターが攻撃の影響を受けた可能性があると説明した。イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、この施設について「敵の軍事・諜報活動を支援する役割を果たしていることを特定した上での対応」と説明している。 Amazon Web Services(AWS)は[障害情報]{target=“_blank”}のダッシュボードで、中東地域のインフラが攻撃の影響を受けたことを明らかにしている。AWSによると、アラブ首長国連邦(UAE)では2つの施設が直接攻撃を受けたほか、バーレーンではデータセンターの近傍にドローンが落下し、インフラ設備に影響が生じた。電力供給の停止や設備の損傷、消火活動に伴う水損などが発生したとされ、一部サービスの運用に影響が出た可能性があるという。 イラン側は、この施設を単なる民間インフラではなく、軍事関連の機能を担う拠点とみなしている。イラン国営系メディアFarsが3月5日にTelegramで公開した[投稿]{target=“_blank”}した。 **イラン国営系メディアFarsのTelegram投稿。革命防衛隊はAmazonのデータセンターが「軍事・諜報活動を支援している」と主張している** ![telegram fars.jpg] :::small 画像の出典:[Fars]{target=“_blank”} ::: バーレーンには、Amazonの中東地域向けクラウド拠点「AWS Middle East(Bahrain)リージョン」が設置されている。Amazonは2019年にこのリージョンを開設しており、中東地域で利用される主要なクラウド基盤の一つとなっている。複数のAvailability Zoneで構成され、企業や政府機関などが利用するクラウドサービスを提供している。 近年、クラウドインフラはAI分析やデータ処理、情報共有などの基盤として幅広く利用されている。AWSでも生成AI基盤サービス「Amazon Bedrock」などが同リージョンで提供されており、クラウドはデジタルインフラとして重要性を増している。 一方で、紛争地域では電力網や通信網などのインフラが攻撃対象となるケースも増えている。今回のケースでは、クラウドデータセンターが軍事活動を支える可能性のあるインフラとして位置付けられ、攻撃対象になったとイラン側が主張している点が注目される。 AIやクラウド技術が広く社会インフラとして利用される中、データセンターなどのデジタル基盤が紛争の影響を受ける可能性も指摘されている。 :::box [関連記事:AmazonやGoogleなど米テック7社、AIデータセンターの電力費負担を誓約 家庭向け料金への転嫁回避へ] ::: :::box [関連記事:Anthropic、米国防総省とAI軍事利用を再交渉 行き詰まり後も接点探る] ::: :::box [関連記事:米アマゾン、米政府向けAI・スーパーコンピュータ基盤に最大500億ドル(約7.8兆円)投資──AWSの機密クラウド全レベルで1.3GWを増強] ::: :::box [関連記事:AWSがAI基盤「Amazon Bedrock」拡張、Cohereなどの最新モデル提供] ::: :::box [関連記事:Amazon、Anthropicと戦略的提携 最大40億ドル投資ーーAWSの顧客に生成AIを提供] :::

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