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英半導体設計大手のArmは、米ラスベガスで開催中のCESの会場で、「Physical AI(フィジカルAI)」部門を新設するため、全社組織を再編したと明らかにした。複数の同社幹部が[Reuters]{target=“_blank”}の取材に応じた。 Armは今回の組織再編で、AI戦略の軸足を物理世界へと広げた。新設されるPhysical AI部門は、ロボティクス市場への展開を主眼に据え、自動車分野とあわせて統合的に扱う。 ## 組織再編の中身──Cloud、Edge、そしてPhysical AIへ Armは今後、事業を以下の3つの主要部門で運営する。 - Cloud and AI - Edge(モバイル端末やPC向け製品を含む) - Physical AI Physical AI部門には、従来の自動車事業が組み込まれ、ロボティクスと車載分野を一体で扱う構成とした。ロボット分野への本格展開に向け、専任人員の増員も計画している。 ## ロボットと自動車を一体で捉える、Armの設計思想 同社幹部は、ロボットと自動車がPhysical AIの中核をなす理由として、両分野が共通の技術要件を持つ点を挙げた。センサー技術、電力制約、安全性や信頼性といった条件が近く、同一の設計思想で対応できる領域だとしている。 ## 「労働を拡張する市場」──新部門責任者が描くロボット像 新設されたPhysical AI部門を率いるDrew Henry氏は、Physical AIについて、労働を根本的に補完し、人々の可処分時間を生み出す可能性があると説明した。こうした変化は、結果として国内総生産(GDP)にも影響を与え得るとの認識を示した。 @[Youtube] また、最高マーケティング責任者(CMO)のAmi Badani氏は、ロボティクス分野に人材を重点投入する方針を明らかにしている。 ## 壮大なビジョンと足元の一手──Arm公式が描くPhysical AI Armは[公式ブログ]{target=“_blank”}で、Physical AIをクラウド上のAIが現実世界で行動できる段階へ進む「次のプラットフォーム転換」と位置づけている。ロボットや車両、XR(拡張現実)機器など、物理空間で動作するAI全般を射程に入れる構想だ。一方、Reutersの報道では、その中でも最初の成長市場としてロボット分野を明確に打ち出した点が特徴となっている。 CES 2026では、多くの企業がヒューマノイドや産業用ロボットを披露した。自動車メーカーやIT大手もロボット分野への関与を強めており、Armの組織再編は、展示の延長ではなく、ロボット市場を見据えた中長期の経営判断として位置づけられる。 ## ロボット市場に照準──Armが選んだPhysical AIの最初の到達点 ArmはCES 2026の場で、「フィジカルAI」部門を新設し、ロボット市場に照準を定めた組織再編を初めて明らかにした。生成AIを中心とするクラウドの次の段階として、物理世界で動作するAIを成長ドライバーとする姿勢が浮き彫りとなった。 :::box [関連記事:NVIDIA、フィジカルAIと自動運転AIを統合展開──ロボットと車両向けに新モデル群] ::: :::box [関連記事:AIは主役から基盤へ──CES 2026で示された「実装段階」に入ったテクノロジーの姿] ::: :::box [関連記事:Roborock、階段を上り下りできるロボット掃除機「Saros Rover」発表──CES 2026で公開] ::: :::box [関連記事:Hugging Face、低価格・自作可能なAIロボットアーム「SO-101」を発表ー ”AIビルダーが最初に購入すべきロボットアーム”] ::: :::box [関連記事:Amazon、触覚を備えた新型倉庫ロボット「Vulcan」を発表——ピッキングと収納を“感じて”行うロボティクス、欧米で導入開始] :::
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