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2026/1/15 [THU]
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OpenAIとソフトバンクグループ、SB Energyに10億ドル投資──「Stargate」構想 1.2GW級データセンター建設を加速

OpenAIとソフトバンクグループは2026年1月9日(米太平洋時間)、ソフトバンクグループ傘下の米インフラ企業SB Energyと戦略的パートナーシップを締結し、同社に総額10億ドル(各社5億ドル)を投資すると[発表]{target=“_blank”}した。今回の提携は、米国における次世代AI・エネルギー基盤の構築を目的とする「Stargate」構想の一環と位置づけられている。 OpenAIは同社を、テキサス州ミラム郡に計画されている1.2GW規模のデータセンターサイトの建設・運営パートナーに選定。OpenAIはこの初期データセンター構築に向け、1.2GW分のデータセンターリース契約を締結している。今回の出資は、SB Energyが大規模データセンターキャンパスおよび関連エネルギーインフラの開発・実行パートナーとして成長することを支援する狙いがある。 SB Energyは現在、複数のマルチギガワット級データセンターキャンパスを開発中で、最初の施設はすでに建設段階にあり、2026年から順次稼働を開始する予定だという。今回の取り組みは、ホワイトハウスで1月に発表された5,000億ドル規模の「Stargate」コミットメントを基盤とするものだ。 今回の取引の一環として、OpenAI、ソフトバンクグループ、SB Energyの3社は、非独占の優先パートナーシップも締結した。OpenAIの自社設計によるデータセンターと、SB Energyのスピード、コスト管理、統合型エネルギー供給の知見を組み合わせ、AI専用インフラを大規模に構築する新たなモデルの開発を目指すとしている。SB Energyは各プロジェクトを通じて、雇用創出や人材育成、送電網の近代化など、地域社会への投資も行う方針だ。 またSB Energyは、データセンター事業の成長を支えるため、データセンター建設管理・調達・設計・運用を手がけるStudio 151を買収した。20以上のデータセンターキャンパスで実績を持つ同社を取り込むことで、開発から運用までの内製能力を強化する。 なお、SB Energyは2025年に、米投資会社Aresから8億ドルの償還可能優先株式による出資を受けており、今回の投資はAresとの長期的な関係をさらに深めるものだとしている。 今回の投資と提携は、AIモデルの開発競争そのものではなく、大規模な計算資源を支える電力・用地・建設能力を含めた「AIインフラ」を確保する動きとして位置づけられる。 Stargate構想のもと、OpenAIとソフトバンクグループは、計算基盤の主導権を中長期で握る体制づくりを進めている。 :::box [関連記事:OpenAI・ソフトバンクなど、AIインフラ「Stargateプロジェクト」を発表:総額約77兆円を投資し、米国で世界最大規模のAI基盤を構築] ::: :::box [関連記事:OpenAI、ソフトバンク・Oracleと協力し米国に5拠点の新データセンター建設へ――スターゲート計画は目標の10GW中の約70%の計算能力に] ::: :::box [関連記事:OracleとOpenAI、「スターゲート計画」遅延の声のなか、米データセンターの4.5GW拡張を発表──総開発規模10GW中、折り返しの5GW超へ] ::: :::box [関連記事:ソフトバンクG、OpenAIに225億ドルの追加出資を完了し発行済み株式11%保有の主要株主に──2025年AI投資を象徴する大型案件] ::: :::box [関連記事:OpenAIとソフトバンクグループが提携、合弁会社「SB OpenAI Japan」の設立に合意:強力な推論能力を持つLLM「o1」シリーズやAIエージェントを活用する日本企業向けAI「Cristal Intelligence」を展開] :::

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