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2026年2月13日以降、Googleの有料AIプラン利用者の間で、オープンフレームワーク「OpenClaw」を経由してGeminiモデルに接続した後、利用制限を受けたとする報告が相次いでいる。Googleの公式開発者フォーラムには、「[Account Restricted Without WARNING]{target=“_blank”}」と題した投稿を含め、同様のアカウント停止や403エラーに関する複数の投稿が掲載されている。 ## フォーラムでの制限報告 Google AI Developers Forumの投稿では、OpenClawのOAuth連携を通じてGeminiを利用した後、Google AI Ultraアカウントが制限状態になったとする事例が報告されている。投稿者は、事前警告がなかったことや、制限が数日間継続していることを記している。 「403 ToS violation」と表示されたケースや、Antigravity/Gemini Code Assistの利用が無効化されたとする投稿もあり、2月中旬以降、類似の報告が複数スレッドで続いている。 ## Antigravity担当者のX投稿:「悪意ある利用が急増」 これについて、Googleの「Antigravity」プロダクトに関与する担当者であるVarun Mohan氏は、2026年2月23日から24日にかけてX(旧Twitter)に投稿し、対応の背景を説明した。 Mohan氏は23日の投稿で、「Antigravityバックエンドにおけるmalicious usage(悪意ある利用)が大幅に増加し、ユーザー体験の品質が著しく低下した」と述べた。そのうえで、「意図した使い方ではない利用者」のアクセスを迅速に遮断する必要があったと説明している。 ![Varun Mohan X.jpg] :::small 画像の出典:[Varun Mohan氏のX投稿より]{target=“_blank”} ::: 同日中の追加投稿では、今回ブロックしたのはAntigravityプロダクトの利用であり、「他のGoogleサービスおよびGoogle AIサービスは影響を受けていない」と明記した。また、「Antigravityバックエンドを他製品のプロキシとして使用することは意図されていない」とし、該当する利用形態が計算資源を圧迫していたと説明した。 24日の[投稿]{target=“_blank”}では、「利用の大半(>90%)がAntigravityプロダクトではない用途だったアカウント」に対して措置を取ったとし、「十分な事前警告を行えなかったことを深く後悔している」と記した。あわせて、対象利用者に復帰の道筋を用意するとしている。 ## 双方が主張する影響 Mohan氏は、Antigravityバックエンドでの「malicious usage」の急増がサービス品質(QoS)を著しく損ない、計算資源が圧迫されたことが今回の措置の背景にあると説明。容量に制約がある中で「実際のユーザーに公平でありたい」と述べた。 一方、利用者側からは、事前警告なしに利用が停止されたことや、異議申し立て後の対応が不透明であるとする投稿が公式フォーラム上で相次いでいる。OpenClawの開発者で、同月15日にOpenAIへの参加を発表したPeter Steinberger氏は、月額250ドルのUltraプラン加入者へのサポート対応に疑問を呈し、高額プラン契約下でリソースにアクセスできない状況を「draconian(苛烈)」と表現し、運用面のリスクを指摘した。 ![PeterSteinberger X.jpg] :::small 画像の出典:[Peter Steinberger氏のX投稿より]{target=“_blank”} ::: Antigravityの[追加利用規約]{target=“_blank”}では、サービスの濫用や妨害、意図しない形での利用などを制限する趣旨の条項が設けられている。Mohan氏の投稿は、こうした規約の考え方に沿う形で説明されたものと位置付けられる。ただし、具体的にどの条項に違反したのかは明示されていない。 現時点で、GoogleがOpenClawを名指しで一律禁止したとする公式声明は確認されていない。Mohan氏はXで、「malicious usage」の急増と、利用の大半(>90%)がAntigravity本来用途ではなかったアカウントへの措置であると説明している。 :::box [関連記事:自律的すぎるAIエージェント「OpenClaw」急拡大の裏で相次ぐ警告──今後のAI利用を占う分水嶺に] ::: :::box [関連記事:Googleの開発用プラットフォーム「Antigravity」に“Agent Skills”登場 エージェントに作業手順を配布できるオープン標準] ::: :::box [関連記事:AIエージェントはどこまで“自律”しているのか──Anthropicが数百万件データを初公開分析] ::: :::box [関連記事:曖昧さ払拭、GoogleがGeminiの制限を公式明記—無料は1日5プロンプト、Ultraは500] ::: :::box [関連記事:2024年版ガートナー「AIコードアシスタント」の評価:主要ベンダーと市場動向] :::
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