自動運転車、2030年には6240万台に 運転支援システムの需要高まる

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画像はUnsplashより

株式会社グローバルインフォメーションは2月8日から、自動運転車の市場調査レポートを販売開始した。

自動運転車の市場規模は、2021年の2030万台からCAGR(年平均成長率)13.3%で成長し、2030年には6240万台に達すると予測されている。同市場の成長は、運転支援システムへの需要の高まりと、さらなる安全性の義務化が要因となっている。

安全機能は、自動車ユーザーにとって重要な前提条件である。各国政府は、車線逸脱警告(LDW)や自動緊急ブレーキ(AEB)などの機能の搭載を義務付けており、新技術や自動運転車への道を開いている。ドライバーをサポートし、事故の数を減らすために、さまざまなタイプの安全機能が開発されている。

自動運転車の主要な戦略は、ADAS(先進運転支援システム)機能の開発である。ADAS機能の採用は、自動運転車の採用をより促進している。フォード・モーター・カンパニー(米国)、ゼネラルモーターズ(米国)、メルセデス・ベンツAG(旧名:Daimler AG、ドイツ)、トヨタ自動車株式会社(日本)などの企業が、ADAS技術を開発している。

各企業は、自動運転化レベル2(※1)およびレベル3(※2)の自律性を達成した自社の自動車を用い、さまざまなADAS機能を搭載している。同時に、ブラインドスポット情報システム、レーンキーピングシステム、インテリジェント・アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの先進的な機能を備えた多様な製品を提供している。

※1 運転者が一部の動的運転タスクを実行する段階
※2 自動運転システムが(作動時は)条件つきで、すべての運転タスクを実行する段階。作動継続が困難な場合は、システムの介入要求等に適切に応答する必要がある

新型コロナウイルスの影響による生産の停止や売上の急減により、自動車分野の主要企業は戦略の修正や変更を余儀なくされている。自動運転車の開発、テスト、展開と技術の進歩が鈍化し、世界中の製造拠点が閉鎖され、自動車販売に大きな影響が及んだ。しかし、販売や投資はすでに再開されており、長期的な視点で見れば、大きな影響には至らないとの見方もあるとする。

自動運転用のAIベースのカメラシステムの導入が自動運転車業界を牽引している。本システムでは、アダプティブクルーズコントロール、アダプティブヘッドランプコントロール、交通標識認識、前方衝突警告、歩行者検知、自動ブレーキなどの安全機能を提供する。利点はコストの削減化、補完的技術による安全性、およびコンパクト性である。本システムの開発および導入に、多くのTier1サプライヤーや自動運転車開発者が注力しているという。

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