突然ですが、SF映画でロボットが料理を調理するシーンってみたことありませんか?
「早く実現しないものか」と思っている1人暮らしの人もいるとは思いますが、実は未来がすぐそこまできているんです。
料理ができるロボットアーム「Moley」2018年発売……!
「Moley」は、2018年中に発売が予定されているロボットアーム型の料理自動製造ロボットです。二本のアームを使い、
- 混ぜる
- 切る
- 茹でる
など、料理に必要な動作をします。
事前に読み込んだレシピ通りに料理をするので、世界のどこにいてもレシピさえ読み込めば料理ができます。しかも、料理をするだけではなく、掃除までしてくれるそう。
すでに十分すごい「Moley」。実力はこれだけではありません。
世界中のレシピを専用サイトからダウンロード&購入可能
「Moley」にインストールできるレシピは、専用のレシピサイトから選べます。
- 料理時間
- カロリー
- 人数
- 国
などで検索し、ほしい料理レシピを見つけて、購入する仕組み。食材はレシピを選ぶと、インターネット経由で購入ができるとのこと。
世界のあんな料理こんな料理が、自宅で実現できるというのは非常に夢がある話ですよね。
気になるお値段は……?
「Moley」は画期的なロボットですが、その分価格も高価。一台買うのに75,000ドル(約85万円:2018年1月のレート)必要です。
残念ながら、いろいろなレストランや家庭に普及するのはまだ先になりそう……ですね。。
農林水産業の資料によると、世界における食市場は、2020年には680兆円にも及ぶと予測される巨大市場。なかなかに導入のハードルは高そうですが、普及したときのプロダクトのインパクトは大きいのは間違いなさそうです。
料理人の戦い方をAIが変える?
「Moley」が普及すると、「自分で料理を作る」だけではなく、レシピを販売して世界中で稼ぐ、なんてこともできます。
その点、日本食は、世界でも美味しい! と評価されているので、これまでの強みを活かしたビジネスもできそうですよね。評判のいいレシピは、考案した人自身が作った料理を食べてみたいと思う気がしますし。
「Moley」は、「飲食業で働く人の戦い方」を変えていく必要性を訴えているのかもしれません。
2018年は、「AIと料理」に注目ですね。