株式会社DATAFLUCTは、非同期動画ワークスペース「Async*(エイシンク) 」を2月10日(木)からサービス開始したと発表した。Web会議動画の自動アップロードなど社内向けの動画蓄積機能などを備え、リモートワーク下の豊かな社内コミュニケーション環境をつくる。
「フルリモートで世界一のデータサイエンス集団を目指す」チームから生まれたツール
新型コロナウイルスの流行により、リモートワーク・テレワークが急速に広まったものの、未だにいくつかの課題が横たわっている。とりわけ社内コミュニケーションに関しては、今なお模索している企業が多い。
チャットツールのテキストコミュニケーションは、時間や場所を気にせずやりとりできるが、一度に伝えられる情報量には限界がある。一方、Web会議は会話のトーンなど情報量が多いものの、会議に出席するための時間的拘束は避けられず、個人の時間や集中を奪いがちだ。
DATAFLUCTは「フルリモートで世界一のデータサイエンス集団を目指す」という方針を掲げており、複数の国と地域から、正社員・副業・フリーランスなど雇用形態や稼働時間もさまざまな形でメンバーが集まっているという。
本サービスは、そんな同社が「個人の時間と働きやすさを守り、組織の生産性も最大化させる」という新しい働き方を実現させるために開発された。
好きなタイミングで情報確認し、無駄な会議や出社を減らす
本サービスは動画の蓄積・解析・検索・レコメンド機能によって、リモートワークが抱える情報共有の課題を解決する。サービスの主な特徴は以下の3つだ。
1.Web会議ツールと連携し動画を自動で蓄積・整理
Google MeetなどのWeb会議ツールと本サービスを連携し、会議動画の自動アップロードができる。アップロードされた動画は各プロジェクトやチームに紐付けて整理できる。
この機能は、オンライン商談のデータ録画の共有、分析といった営業活動の品質向上や、新しく入ったメンバーのオンボーディング(新人研修)にも活用できる。
また、テキストを自動生成する解析・文字起こし機能(※オプション機能)も利用可能。
2.撮影から共有まで一連の機能を用意し、会議の拘束時間をなくす
本サービスは動画の撮影、アップロード、共有、コメントなど一連の機能を搭載し、発信する側と視聴する側双方の手間を減らす機能をいくつか備えている。
あらかじめチームへの報告動画を収録して、任意のタイミングでメンバーが視聴したり、メンション機能やコメント機能でメンバーへの通知やフィードバックの送受信をしたりできるほか、動画内でも特に見て欲しい部分を指定できる「時間指定リンク」を作成し、メンバー個人の時間を重視しつつ、必要な情報機能ができるというわけだ。
3.人気動画の表示やレコメンド機能で、社内のコミュニケーションと学びを促進
動画のレコメンド機能は、社内の「ちょっとしたコミュニケーション」を再現する。
リモートワークでは、チーム外のメンバーとの交流や組織の温度感の共有といったコミュニケーションが減り、業務上必要な指示や情報共有が中心になりがちだ。
レコメンド機能は、組織の閲覧情報や行動情報をもとに、ユーザーにおすすめの動画の視聴を促す。加えて視聴回数やコメント数の多い動画を「今注目されている動画」として表示することで、リモートワーク下でも社内のつながりを生み出すという。
現在はチーム単位で利用可能
現在は10名以上のチーム向けのBasic、100名以上向けのEnterpriseの2プランが用意されている。いずれもアカウント追加は無制限ということだ。
サービス詳細や問い合わせは以下のページから。
>>Async*(エイシンク)|働く時間と空間を解放する、非同期動画ワークスペース
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