日本ディープラーニング協会(JDLA)は7月1日に、高専生向けビジネスコンテスト「第4回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2023(以下 DCON2023)」の公式ホームページを開設し、エントリー受付を開始したと発表した。
DCONとは、高専生がハードウェアとディープラーニング技術をかけ合わせたビジネスアイディアを提案し、その事業性を競うコンテストだ。前回の「DCON2022」では一関工業高等専門学校 Team MJ「D-walk」が最優秀賞を受賞。スマホとインソールを身につけ、歩行データから軽度認知障害(MCI、認知症の前段階)の早期発見につなげるというもので、企業評価額は過去最高10億円にものぼった。
DCON 2022の様子
DCONは、課題解決策を事業案として提出する一次審査と、プロトタイプを制作し技術面での実現性を審査する二次審査を経て、本選出場チームが決定される。本選出場チームは、高専出身者を含む事業経験豊富な起業家有志が各1名ずつメンターとして参画。開発した作品の「事業性」を磨きつつ、本選でのプレゼンテーションに臨む。
前回は41チームがエントリーし、うち10チームが本選に進出した。
エントリー概要・協賛企業も募集中
以下、エントリーと協賛企業に関する情報を記す。
■エントリー期間:7月1日(金)〜9月30日(金)
■応募資格:全国の国公私立高等専門学校に在籍する学生(専攻科生を含む) ※応募時点で在籍していれば、本選時点で学校を卒業している方でも応募いただけます。
■応募作品について:ディープラーニングとハードウェアを組み合わせた作品で、事業性に富むもの。一次審査では、書類選考のみのアイデアベースで構いませんが、本選までには展示デモンストレーションおよびプレゼンテーションができるレベルまで完成することが前提です。
また、エントリー検討者向けに2回のオンライン説明会が開催される。
第二回オンライン説明会:8月25日(木)16:00-17:00
高専生のエントリーとあわせて、本取り組みに賛同する協賛企業を募集中だ。こちらはDCON実行委員会事務局 info@dcon.aiに問い合わせてほしいとしている。
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