ドコモ社長「データ活用人材を1000人以上拡充する」

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株式会社NTTドコモ 代表取締役社長 兼 CEOの井伊基之氏

株式会社NTTドコモ 代表取締役社長 兼 CEOの井伊基之氏は5月12日、2020年度決算発表会のなかで、今後データ活用人材を1000人以上拡充すると言及した。

井伊基之氏は「あらゆる顧客接点からのデータを活用して、デジタルマーケティングの高度化を図るためには、機械学習エンジニアなど、データ活用人材を早期に1000人以上拡充するということを考えています」と語る。ここでのデータ活用人材とは機械学習エンジニアのほか、データエンジニア、データコンサルタント、マーケターを指す。

井伊基之氏は「これらデータ活用人材はスマートライフ事業を中心に各事業で活用していきます。データを活用して、お客さまを深く理解し、お客さまとドコモ、パートナーをデジタルでつなぎ、ひとりひとりのニーズに適したサービスを提供していきます」と述べている。

また、同氏はサステナビリティ経営については「リモート型社会、高齢化社会などに対応するために、DXを推進・活用して、社会的な課題を活用します」「ダイバーシティ推進に関連した指標も新たに設定しました。制度設計や環境整備などを進めて、多様性の推進・働き方の改革に取り組んでいきます」と話した。