AIにネガティブな印象を持つ人「制御できなくなる可能性がある」「人間の仕事を奪う」など回答

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株式会社LegalForceは7月7日、企業に勤める1000名を対象に、AIサービスに対する意識調査を実施し、結果を発表した。

本調査の概要は以下のとおり。

  • 調査目的:AIサービスに対する意識調査
  • 調査回答者:会社員、会社役員のいずれかに該当する1000名
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2022年5月27日〜30日
  • 調査実施:株式会社クロス・マーケティング
  • 企画:株式会社LegalForce

AIサービスを導入した人の半数が「活用できていない」と回答

会社員、会社役員のいずれかに該当する1000名に対し、「AI(Artificial Intelligence)を知っていますか」と聞くと、176名が「知っている(意味を理解している)」と回答した。「知っている(なんとなく意味を知っている)」と回答したのは352名で最も多く、「知っている(聞いたことがあるが意味を知らない)」と答えた人は472名だった。回答者の約半数がAIの意味を理解していないことが分かった。

「AIを知っている」と答えた679名に対して「自身の業務においてAIサービスを導入していますか」と聞くと、15.5%が導入していると答え、残りの84.5%は導入していない、もしくは「知らない・分からない」と回答した。

「AIサービスを導入している」と回答した105名に対して「AIサービスを活用していますか」と聞くと、41.9%が「活用できている」、46.7%が「活用できていない」と回答した。
AIサービスを導入していても、半数近くが活用できていないことがわかった。

「AIサービスを活用できていない」と回答した55名に対して「AIサービスを活用できていない理由(複数回答可)」について聞くと、「必要性を感じていない」「AI技術が実用レベルではない」などが挙げられた。

  • 必要性を感じていない(41.8%)
  • AI技術が実用レベルではない(38.2%)
  • セキュリティへの懸念(25.5%)
  • 使い方がわからない(25.5%)
  • ネットワークやPC配布などの環境が整備されていない(20.0%)
  • 推進する人がいない(20.0%)

AIが業務に及ぼす影響「便利になる」一方、「制御できない」怖さも

「AIを知っている」と回答した679名に対して「AIが業務にどのような影響を及ぼすと思いますか」と聞くと、半数以上が「効率化される」と回答した。そのほか、以下のような意見があった。

  • 効率化される(50.8%)
  • 便利になる(50.5%)
  • 良い影響を与える(20.9%)
  • 何となく怖い(12.7%)
  • 自分には関係ない(6.9%)
  • 悪い影響を与える(2.5%)
  • その他(0.4%)

このうち、AIが「何となく怖い」「悪い影響を与える」と回答した99名に対して、その理由を聞くと「制御できなくなる可能性があるから(62.6%)」「人間の仕事を奪うから(42.4%)」「何ができるかわからないから(20.0%)」などの意見があった。

AIへの不安、トップが「セキュリティ面への懸念」

また、「AIを知っている」と回答した679名に対し、「AIについて期待と不安のどちらが大きいですか」と聞くと、半数以上が期待が大きいと回答した。

AIサービスに期待する理由として、「業務効率化につながる」「利便性が増す」「やりたくない業務をやらなくてすむ」などの意見が出た。

一方で、AIサービスが不安な理由として「セキュリティ面への懸念がある」「制御不能になる可能性がある」などの意見も見受けられた。

当調査資料には、企業規模や職種別の回答(一部質問)も掲載されている。資料はこちらから。

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