AIで亡くなった人の顔を動かせるサービス 5枚まで無料「祖母の笑顔に涙が出た」心温まるコメントも

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画像はTwitterより

AI技術を活用し、先祖などの写真を動かせる「Deep Nostalgia(ディープ・ノスタルジア)」がイギリスやフランスなど世界各国で人気になっている。従来はただ眺めることしかできなかった祖先など亡くなった写真のなかの人物が、自分にほほえみかけたり、まばたきしたりする動画を生成できるものだ。料金は5枚まで無料で利用できる。

利用方法は動かしたい人物の写真をアップロードし、無料会員に登録するだけ。ほかの写真をアップロードするのはもちろん、生成した動画をダウンロードすることも可能だ。なお、アップロードする写真はモノクロ写真だけではなく、カラー写真にも対応している。

本サービスは現地時間2月25日、イスラエル企業のMyHeritage(マイヘリテージ)が祖先の検索やオンライン家系図を作成できるサービス「MyHeritage」に追加した新機能だ。技術的には、AIにおけるディープラーニング(深層学習)技術を活用している。

本機能を利用した人のなかからは「亡き父のビデオはありません。(中略)AIの力はすごいですね。このアニメーションは私の妹を笑顔にしました」「MyHeritageアプリのアニメーションを祖母の写真に使ったところ、最後に祖母の笑顔を見ることができて涙が出ました」など、心温まる書き込みも見られる。

「母は私が2歳のときに亡くなったので、母のことを覚えていません。私にとっては母をよりリアルに感じられました」「84歳のおばあちゃんが亡くなった双子の弟の笑顔を見て、うれし泣きしていました!」などのコメントもある。

もちろん、読者のなかには本機能を不気味に思ったり、違和感を覚えたりした人もいるかもしれない。同社は公式サイトで本技術について、「気に入って魔法のようだと思う人もいれば、不気味で嫌だと思う人もいます。確かに、結果は物議を醸す可能性があり、この技術に無関心ではいられません」と認めている。

一方で、同社は本技術をあくまで愛する先祖をよみがえらせることを目的としていると反論。生きている人のディープフェイク動画生成には使われないように、本機能には動画のなかの人物にしゃべらせる機能は搭載していないとする。また、自分で撮影した歴史的な写真に使い、生きている人物が写った写真には許可なく使わないように呼びかけている。気になる人は「Deep Nostalgia」を試してみては。

>>「Deep Nostalgia」(英語)

>>公式ブログの投稿(英語)

AIでディズニーのキャラを実写化! リアルなので見てほしい

Ledge.ai編集部の本コーナーでは、AIを活用した「すごい!」「おもしろそう!」といった画像変換技術をご紹介している。なかでも、過去にご紹介した『美女と野獣』や『アナと雪の女王』などに登場する、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの有名キャラクターたちを実写化するプロジェクト「In real life」は反響が大きかった。

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