画像は、ノーコード推進協会のサイトより
アステリア株式会社、サイボウズ株式会社など7社は、ノーコードによるソフトウェア文化の変革を目的として「ノーコード推進協会」(以下、NCPA)を9月1日に設立したことを発表した。ソースコードを一切記述せずにアプリケーションやWebサービスの開発を可能にする「ノーコード」の普及促進につとめ、ノーコードを活用としたデジタル人材の育成を推進するという。
代表理事は、アステリア株式会社CXO(最高変革責任者)で首席エバンジェリストの中山五輪男(いわお)氏。副代表理事には、サイボウズ代表取締役社長 青野慶久氏と日本DX推進協会 代表理事の森戸裕一氏が就く。
発起人企業は、以下の7社(アルファベット順)。
- アステリア株式会社
- サイボウズ株式会社
- 株式会社船井総研デジタル
- 株式会社 INDUSTRIAL-X
- 株式会社シムトップス
- 株式会社セゾン情報システムズ
- ウイングアーク1st株式会社
「ノーコード推進協会」設立趣旨
日本は世界デジタル競争力ランキングで、第28位(※)とデジタルの活用が遅れており、デジタル人材の不足が問題となっている。
※ 出典:「令和3年版 情報通信白書」(総務省)
そこで近年注目が高まっているのが、プログラミング言語やITスキルのない人でも開発が可能になるノーコードだ。
NCPAは、ノーコードの普及によって、デジタル人材の不足や日本のデジタル化の遅れを抜本的に解決できると提言する。また、ノーコードであればシステムやアプリ開発の内製化も可能になり、IT開発企業への過度な依存から脱却できるという。
9月29日に設立記念セミナーを開催
活動の第1弾として、9月29日、「ノーコード全盛時代の幕開け」と題した協会設立記念セミナーを開催予定。
イベント概要
- タイトル:ノーコード全盛時代の幕開け
- 開催日時:9月29日(木) 13時開始
- 参加費用:無料(NCPAのサイトより事前登録が必要)
- セミナー形式:オンラインセミナー(Zoomウェビナー)
今後、ノーコード推進のために幅広く会員企業を募り、2022年末までに加盟企業数30社をめざすとのこと。セミナーを定期的に開催するほか、テーマ別のワーキンググループを立ち上げることで、会員企業のコミュニケーションの場を提供し、デジタル人材の育成やノーコード指向の普及促進につとめる、としている。
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