画像は「State of the Developer Nation 21st Edition」より
SlashDataが11月に発表した開発者の現状をまとめた調査レポート「State of the Developer Nation 21st Edition」では、2021第3四半期におけるプログラミング言語コミュニティの規模ランキングにおいて、1位は「JavaScript」、2位は「Python」になった。
同ランキングでは、1位は「JavaScript」、2位は「Python」、3位は「Java」、4位は「C/C++」、5位「PHP」だった。
JavaScriptは、全世界で1650万人もの開発者が使用している人気の高いプログラミング言語だ。ここ数年、JavaScriptのコミュニティの規模は一貫して拡大している。昨年1年間は400万人、ここ6カ月間だけでも250万人以上の開発者がコミュニティに参加しており、すべての言語の中で最も高い成長率という。
Pythonは2020年にJavaを上回って以来、JavaScriptに次ぐ2番目に広く採用されている言語だ。Pythonは過去12カ月間で230万人がコミュニティに参加しており、700万人以上のユーザーを抱える大規模なプログラミング言語のコミュニティの中では最も高い部類に入る。
Pythonの人気を支えているのは、機械学習とデータサイエンスの台頭が挙げられる。本調査レポートによると、機械学習の開発者やデータサイエンティストの70%以上がPythonを使用していると回答しているという。