R言語で学ぶ、徳島大助教による無料のデータ分析入門講座が公開

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画像はサイト「データ分析入門」より

徳島大学デザイン型AI教育研究センター所属の瓜生真也氏が作成した資料「データ分析入門」が7月5日に公開された。

本資料は同大で実施予定の小中高生向け学習講義「とくぽんAI塾 データ分析入門コース」(すでに申し込みは締め切られている)の教材として、現在制作を進めているという。主な想定読者は、高等学校の共通必修科目「情報Ⅰ」を学習する高校生や将来学習することになる中学生、データ分析について簡易な内容で学びたい社会人としている。

「初歩の数学の範囲で説明可能な内容を扱うことを目指す」とのことで、教材で以下の内容は扱わないという。

  • 統計の基礎となる確率
  • データ分析に欠かせない行列、線形代数

教材は「データ分析って何?」から始まり、データ分析に必要な知識や背景を理解する基礎編と、回帰分析や分類問題に挑戦する発展編の2部構成になっており、サイトからサンプルコードも見ることができる。

教材の目次は以下のとおり。

はじめに
データの種類と表現方法
データの特徴を捉える
相関:2変数の関係を調べる
グラフの作成
回帰問題に挑戦
分類問題に挑戦
まとめ
付録
A 練習問題の答えと解説
B データセット
C Rのイロハ

分かりやすい例が画像を使って多数紹介されている/出典:データ分析入門 3.データの特徴を捉える

本資料で掲載されているたぬきのキャラクターは徳島大学のマスコットキャラクター「とくぽん」。補足や注意点などで登場している。

本資料はGitHubのリポジトリも公開されている。「スターが励みになる」とのことなので、GitHubアカウントをお持ちの方はぜひ温かいスターを贈っていただきたい。

https://github.com/uribo/tokupon_ds

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Ledge.aiでは、過去にもデータ分析関連の無料教材を取り上げている。