音声認識&『実行』できるAI “Viv” がついにデモ公開!Siri開発者が放つ本気のAI秘書

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さきほどTechCrunchDisruptにて、新しい音声認識AI”Viv”のデモが行われました。

あのSiriの開発者が開発している。ということもあり、すでにデモが行われる前から大きな話題になっていましたよね。

さっそくデモ内容と合わせて、紹介していきたいと思います。

アプリを横断して『実行』まで代行?!Siriとは比べものにならないVivの実力

今回のTechCrunchDisruptでは、Vivの開発者であるDag Kittlausが実際にVivを使って

  • 天気を調べる
  • ある人に花を贈る
  • タクシーの予約をする

などのデモを行いました。

「天気を調べる」デモでは

“will it be warmer than 70° near the Golden gate Bridge after 5PM the day after tomorrow?”

といった複雑な問いかけに、Vivがしっかり文脈を理解した上で返答しています。すごい。

Siriより複雑な問い合わせにも対応できる、という前情報がありましたがその通りのようですね。

また「花を贈る」「タクシーの予約をする」というデモでは、Vivが他のアプリと連携でき、Vivから実行できることを示しました。

Siriのようにアプリを行ったり来たりせずに、Vivに話しかけるだけでやりたいことが終わるなんて、すごい良いユーザー体験。

動画で見ても、会場もデモの内容に盛り上がっていることがわかります。



VivとSiriは開発の思想が大きく違う

性能的な違いもありますが、一番の違いは開発の思想なようです。

Siriはひとつのアプリとして動作しますが、対してVivは「デベロッパーが作成したアプリに組み込めるような仕組みを目指している」そう。太っ腹すぎる。料金体形とかまだ全然わからないですが。

すでにGoogleやFacebookから買収の声がかかっているそうですが、会社のバイアウトは考えていないそう。強い信念の元で製品を開発していることが伺えます。

音声認識ツールの圧倒的スタンダードになるかも。ですね。

“Hey Viv!!”の時代がやってくる?

現状、街中で “Hey Siri!!” とか “OK Google” なんて言っている人は…まぁいるのかもしれないですが、多分少数です。別にそんなことしなくても問題なくサービスは使えるし、他にやってる人もいないので「便利かもしれないけど普通に恥ずかしい」が先に立つ感じでしょうか。

が、これがあらゆるアプリに機能として組み込まれ、音声認識によって『自分自身で何かのアクションを行うことなくVivがバックグラウンドで実行してくれる』なんて時代が来たら…はたしてどうなるでしょう?

おそらくアプリを提供する企業は、よりスマートでローカライズされた掛け声を採用するでしょうし、それによって得た余りにも便利な体験は、僕らの常識を変えてしまうかもしれないわけです。

そうなったら僕らは、割と自然に、当たり前のように “Hey Viv” なんて使っちゃうのかも知れないですね。

さて、どんなサービスにどう組み合わせて、どんなことを代行してもらいましょう?まだまだ正式リリースは先っぽいですが、今からワクワクです。

2016/10/06追記

vivがSamsungに買収されました。。今後どうなるのでしょうか?
>> ついに起動?Siri開発者が創る “実行型” アシスタントAI『viv』をSamsungが買収