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ZOZOアプリ「WEAR」リニューアル AI活用でファッションやメイクの「似合う」スタイルを提案する新機能
ZOZOは2024年5月9日、同社が運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」を「WEAR by ZOZO」としてリニューアルし、AIを活用した新機能を導入したことを[発表]{target=“_blank”}した。リニューアルにより、ファッションの個別の好みを数値化し、ユーザーに最適な「似合う」スタイルを提案することを目的としている。 ### ファッションジャンル診断 ユーザーはアプリを起動後、好きなコーディネート画像を選択し、AIがこれを分析してファッションジャンルの傾向を診断する。この診断には、12のファッションジャンルがあり、ユーザーの好みを反映した円グラフで表示される。 ![20240509_WEARrenewal_genre (1).jpg] :::small 画像の出典:[zozo]{target=“_blank”} ::: ### WEARお試しメイク AR技術を利用して、ユーザーが自身のメイクをデジタルデータとしてアプリ上に登録し、他のユーザーがそのメイクを自分の顔にARで試すことができる。 ![20240509_WEARrenewal_makeup.jpg] :::small 画像の出典:[zozo]{target=“_blank”} ::: このリニューアルは、「MORE FASHION × FASHION TECH」という経営戦略の一環で、技術を活用してファッション業界での新たな体験を提供することを目指している。ZOZOTOWNとWEARのシームレスな連携により、ユーザーは購入したアイテムの着回し提案を受けられるため、新たなファッションアイテムの購入につながることが期待されるという。 また、WEARはコーディネートだけでなく、メイクの提案も可能になり、ファッション情報の一元化が進んでいる。ユーザーは自分のスタイルに合ったコスメアイテムも同アプリ内で探し、購入が可能だ。また、WEAR公認のファッショニスタやショップスタッフによるリアルなコーディネートの提案が、ファッションの最新トレンドを学ぶ手助けとなっているという。 :::box [関連記事:バーチャルでもファッションが楽しめる!アダストリアがファッション特化型メタバース「StyMore」をオープン サンリオ参入決定] ::: :::box [関連記事:ニッセンが画像生成AIを活用し着用パターンを自動生成する実証実験を実施 生成された着用イメージで洋服を試着体験] :::