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AI Picasso 商用利用可能なAIアート生成ツール「Emi 2」を無償公開 クリエイター尊重するAI開発 追加学習に無断転載画像用いず
AI Picassoは2024年4月26日、AIアートに特化した高品質画像生成ツール「Emi 2」を[公開]{target=“_blank”}した。 Emi 2 は商用利用が可能で、追加学習において無断転載画像を用いていない。[HuggingFaceのページ]{target=“_blank”}より無償利用が可能だ。 同モデルは、初代「[Emi]{target=“_blank”}」と同様、特にイラストやアニメ、マンガ生成に特化して開発され、NVIDIA H100を用いた最先端の開発機材によって支えられている。追加学習に無断転載画像を用いず、Stable Diffusion XL 1.0と同様のライセンスで、ユーザーは安心して商用利用が可能だという。 以下は、2023年10月に公開された第1弾のEmiとの比較画像。Emi 2は全身を描画する際に安定する傾向にあるとのこと。 (左: Emi / 右: Emi 2) ![1714115530418-9OthzYkn4i.jpg] :::small 画像の出典:[AI Picasso]{target=“_blank”} ::: 同社は、クリエイターとの協力を重視しており、データの提供に対して適切な報酬を設定し、利益分配の仕組みを導入している。特に、「AIいらすとや」のプロジェクトは、内閣府の報告会においてクリエイターへの還元事例として紹介された。 ![aipicaso trial.jpg] :::small 画像の出典:[内閣府知的財産戦略推進事務局]{target=“_blank”} ::: 同社は、Emi 2がEmiと同様、クリエイターたちの声を聞きながら作られたと語る。Emiだけではなく、同社はXやDiscord上などで、他のモデルを含めたモデルのあり方について、クリエイターたちと対話を続けながら、信頼関係を築いていくと述べた。 :::box [関連記事:「AIピカソ」「AIいらすとや」を提供するAI Picassoの舞台裏 サービス理念や「GPU問題」について代表にインタビュー] ::: :::box [関連記事:AI Picasso 商用利用できるAIアート用画像生成AI「Emi」と「Manga Diffusion」を無償公開] ::: :::box [関連記事:いらすとや風のイラストを作れる「AIいらすとや」正式公開 本家と提携し開発 商用利用可能] ::: :::box [関連記事:アニメ業界「生成AI規制すべき」7割超 学習データの権利問題懸念 効率化に期待も] ::: :::box [関連記事:Stable Diffusionとは|今からでも遅くない、使い方の基本と知っておくべきこと] :::