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岸田首相、生成AIの国際的枠組み「広島AIプロセス・フレンズグループ」設立を発表　パリOECD会合にて

岸田文雄首相は2024年5月2日、パリで行われたOECDの会合で、AIの安全な利用を目的とした「広島AIプロセス・フレンズグループ」の設立を[表明]{target=“_blank”}。この国際的な取り組みは、自由や民主主義などの共通の価値を有する国々が生成AIの国際ルール作りにおける主導権を握ることを目指しているとのこと。 広島AIプロセスは、偽情報の拡散抑止や生成AIが作り出したコンテンツの識別を容易にするための「電子透かし」技術の推進など、安全性と信頼性を高める技術開発を含む具体的な対応を各国に促すものだ。岸田首相は、「偽情報のリスクといったAIの影の側面と戦いつつ、その革新的な可能性を最大化するためには、国際的なガバナンスの形成が急務である」と述べている​​。 さらに、岸田首相は「AIに関するグローバルパートナーシップ」（GPAI）の東京における新拠点設立の方針も発表した。この組織は、AIの責任ある使用を推進し、専門家による技術実証を支援することを目的としている​。 :::box [関連記事：「広島AIプロセス」展開、G7広島サミットでAIの国際ルール作りを進行] ::: :::box [関連記事：G7産業・技術・デジタル大臣会合、イタリアで開催 - AIとデジタル政府の進展に焦点] ::: :::box [関連記事：日米英などG7含む計18か国が参加、国際AIセキュリティガイドラインに共同署名] :::