エンタメ&アート

1~13 / 377件

エンタメ&アート
2026/8/12 [WED]
Suno、AI生成楽曲に「音声ウォーターマーク」導入へ 模倣防止を強化、9月3日からダウンロード制限 無料は生涯7回のサムネイル画像

Suno、AI生成楽曲に「音声ウォーターマーク」導入へ 模倣防止を強化、9月3日からダウンロード制限 無料は生涯7回

AI音楽生成サービス「[Suno]した。あわせてコミュニティガイドラインを更新し、既存楽曲の再現や、許可なく実在人物の声などを利用する行為を禁止すると改めて明確化した。 さらに同社は8月10日、9月3日から適用する新たなダウンロード制限の詳細を[発表]した。無料プランでは生涯7回、Proでは月20回、Premierでは月60回までとなり、AI生成楽曲の大量持ち出しを抑えるという。 ## Suno生成曲を外部でも識別、音声ウォーターマークも導入へ Sunoは今回、AIを「模倣ではなく独創性を支援するもの」と位置付け、責任あるAI音楽生成に向けた取り組みを公表した。 ![suno the futuer of music.jpg] :::small 画像の出典:[suno公式ブログ] ::: 同社は、Sunoで生成された楽曲を外部のサービスへ共有した後でも識別できる透明性ツールの展開を開始した。Sunoの[Safety Center]によると、生成した楽曲には業界標準の「C2PA Content Credentials」を付与する。ファイルをダウンロードしたり再共有したりした後でも、配信サービスなどがSuno由来の楽曲かを確認できる仕組みだという。 さらに今後数週間で、改ざんへの耐性を持たせた音声ウォーターマークやフィンガープリンティング技術も導入予定。音楽配信プラットフォームなどと連携し、不正利用や詐欺への対策に活用するとのこと。 Sunoは以前から、特定アーティストや著作権で保護された楽曲を指定したプロンプトを認めていない。プロンプトにアーティスト名が含まれる場合は名前を取り除き、音楽的特徴を表す表現へ誘導するほか、Audible MagicやMusixmatchなどの技術を使い、アップロードされた音声や歌詞に権利侵害の可能性がないかチェックしている。 ## 既存曲の再現や無断の「声まね」も禁止 同日更新した[コミュニティガイドライン]では、Suno上で認められない行為をより明確化した。 著作権で保護された素材の無断アップロードや既存楽曲の再現に加え、本人の許可なく実在人物の声や肖像を利用することを禁止する。実在人物へのなりすましや、ボットを利用したシステム回避、偽のエンゲージメント、実際の音声であるかのように提示する欺瞞的な音声なども対象となる。 違反したコンテンツは削除される可能性があり、内容や悪質性に応じて警告、一時的な利用停止、アカウントの永久停止などの措置を講じるとしている。 ## 9月3日からダウンロード制限、Proは月20回 Sunoは8月10日、ダウンロード方針と利用規約の変更も[発表]した。9月3日から、無料プランは生涯7回の試用ダウンロード、Proは月20回、Premierは月60回までに制限する。上限を超える追加ダウンロードは別途購入できる。 ![suno downloads policy.jpg] :::small 画像の出典:[suno公式ブログ] ::: 一方、Premierユーザーがプロ向け制作環境「Suno Studio」を利用する場合、ダウンロード回数の制限は設けない。 制限は9月3日以降に行うすべてのダウンロードが対象で、それ以前に生成した楽曲も含まれる。ただし、既存の楽曲がライブラリから削除されるわけではなく、Suno上では引き続き再生や共有が可能である。 Sunoは、生成AIを使って大量の楽曲を外部へ書き出す行為と、個人やクリエイターによる意図的な音楽制作を区別する姿勢を示している。ダウンロード数を制限することで、生成楽曲を大量に書き出して外部の音楽サービスへ流通させる行為を難しくすると説明している。 :::box [関連記事:ワーナー・ミュージック、Sunoと和解し提携へ──訴訟から「ライセンス型AI音楽」へ転換、2026年に新モデルと料金体系を導入] ::: :::box [関連記事:AI音楽、リスナーの97%が見抜けず──Deezer調査で浮かぶ「ラベリング必須」と「著作権侵害への懸念」] ::: :::box [関連記事:JASRAC、AI生成楽曲の管理方針を明示 歌詞・楽曲の一方が人間創作なら「人が作った部分のみ」管理] ::: :::box [関連記事:Google、AI生成コンテンツの来歴確認を強化 OpenAIも電子透かし「SynthID」採用へ] ::: :::box [関連記事:AI音楽生成サービスSunoとUdioを著作権侵害で提訴 ユニバーサル、ソニー、ワーナー含む大手音楽企業] :::

FOLLOW US
各種SNSでも最新情報をお届けしております