エンタメ&アート
紙とAIの融合技術「Feels like Paper!」が提示する新しいユーザー体験
デザイナーのルーカス・モロー氏は2024年10月18日、「Feels like Paper!」というプロトタイプシリーズを[発表]{target=“_blank”}した。このプロジェクトは、物理的な紙とAIを融合させ、紙の直感的な使い心地とデジタル技術の利便性を組み合わせた新しいユーザー体験を提案するものだという。 「Feels like Paper!」は、「Maths & Questions」「Mark & Comment」「Draw & Dream」という3つのプロトタイプで構成されている。これらは、紙の上に手書きした内容をAIが認識し、デジタルデータに変換する仕組みを持つ。それにより、紙に書いたメモや図がそのままデジタル化され、編集や共有が可能になるという。 **「Draw & Dream」** ![Real-time image diffusion1.jpg] :::small 画像の出典:[ルーカス・モロー氏のX(旧Twitter)アカウントより]{target=“_blank”} ::: 各プロトタイプは異なる用途に焦点を当てている。「Maths & Questions」は、問題解決や計算を補助するAIの活用法を探り、「Mark & Comment」はコメントやメモを通じてAIが情報整理を支援する仕組みを提供する。「Draw & Dream」は、生成AIを用いてユーザーの創作意欲を刺激し、創造的なアイデアの具現化をサポートする。 **「Maths & Questions」** ![Real-time image diffusion Maths & Questions.jpg] :::small 画像の出典:[ルーカス・モロー氏のX(旧Twitter)アカウントより]{target=“_blank”} ::: **「Mark & Comment」** ![Real-time image diffusion Mark & Comment.jpg] :::small 画像の出典:[ルーカス・モロー氏のX(旧Twitter)アカウントより]{target=“_blank”} ::: 同氏によると、このプロジェクトは紙の「手軽さ」や「触覚的な心地よさ」を損なうことなく、デジタル技術の「柔軟性」や「効率性」を取り入れることを目指しているとのこと。 :::box [関連記事:無料で使えるWebアプリ「Manga Editor Desu!」で、漫画制作が簡単に!Stable Diffusionと組み合わせてイラスト生成から漫画制作も可能] ::: :::box [関連記事:約2億円で落札された “AIの父” アラン・チューリングの肖像画を描いたアーティストはヒューマノイド・ロボット「エイダ」] :::