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2026/1/5 [MON]
「写真が勝手にビキニ化」AI「Grok」画像編集が炎上──未成年を含む生成も焦点に、各国で規制圧力
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「写真が勝手にビキニ化」AI「Grok」画像編集が炎上──未成年を含む生成も焦点に、各国で規制圧力

2025年の年末から2026年の年始にかけ、米実業家イーロン・マスク氏が設立したAI開発企業 xAI が提供するAI「Grok」をめぐり、実在の人物の写真が本人の同意なく加工され、性的に見える画像としてSNS「X(旧Twitter)」上で拡散する事例が相次いだ。年末年始のタイミングで海外メディアが一斉に報じ、国際的な問題として注目を集めた。 [Reuters]{target=“_blank”} は2026年1月3日(現地時間)、年越し前後にX上でGrokの画像編集機能を用いた投稿が急増したと報道した。他人が投稿した写真に対し、テキストで指示を与えることで人物の服装を変更し、ビキニ姿など性的に見える形へ加工した画像が生成され、公開リプライなどを通じて広く拡散したという。 こうした投稿は特定の著名人に限らず、一般の女性や若年層とみられる人物の写真にも及んだ。生成された画像はX上で即座に表示され、年末年始の利用増加と相まって、短期間のうちに問題が可視化・拡大したとされる。 英紙[The Guardian]{target=“_blank”}もこの問題を取り上げた。同紙は、Grokによって未成年を含む人物が「薄着」の状態に加工される画像が生成された事例が確認されたと報じ、非同意の性的表現や児童保護の観点から懸念が高まっていると伝えた。 **xAIはGrokをめぐり、安全対策の不備を認め、CSAMは違法で禁止されているとX上で表明した** ![grok x.jpg] :::small 画像の出典:[GrokのXアカウントより]{target=“_blank”} ::: 事態の深刻化を受け、フランスでは年始早々、閣僚がGrokによる性的コンテンツ生成を問題視し、検察当局に通報した。Reutersは、欧州連合(EU)のデジタルサービス法(DSA)との関係も含め、AIを組み込んだプラットフォームの責任を問う動きが各国で強まっていると報じている。 Grokを提供するxAI側は、安全対策に不備があったことを認め、是正措置を進めているとされる。一方、画像編集を含む生成AI機能が急速に一般ユーザーへ開放される中、年末年始に顕在化した今回の問題は、非同意の加工や悪用をどこまで防げるのかという課題を改めて浮き彫りにした。 こうした海外での一連の報道を受け、日本国内でも年末年始にかけてこの問題が紹介され、生成AIの利便性とリスクをめぐる議論が広がった。年の変わり目に一気に表面化したGrokをめぐる騒動は、生成AIとSNSが結びつくことで生じる影響の大きさを示す事例となっている。 :::box [関連記事:SNSと生成AIのあり方が問われた1週間 テイラー・スウィフトのディープフェイク画像が拡散] ::: :::box [関連記事:AIでクラスメイトのディープフェイクポルノを生成 スペインで15人の少女が被害に] ::: :::box [関連記事:Stability AI、AIポルノ生成を全面禁止へ──7月31日から利用規約を改定] ::: :::box [関連記事:生成AIの児童安全安全対策強化へのコミットメント] ::: :::box [関連記事:MicrosoftのAIレッドチームが明かす生成AI安全性テストの8つの教訓] :::

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