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ローソンは2026年9月16日、生成AIが発案した商品コンセプトをもとに開発したスイーツ、ベーカリー、サラダの3商品を、9月29日から関東・甲信越のローソンで発売すると[発表]した。生成AIに意外性のある商品アイデアを出させ、商品開発担当者が試作や検証を重ねて商品化した。ローソンが生成AIを活用した商品を本格的に発売するのは今回が初となる。 ## 「なんだこりゃ?」でも「食べてみたらおいしい」をAIに発案させる 今回の商品開発では、生成AIを使い、「今までにない組み合わせや味」「商品や商品名を見た瞬間に『なんだこりゃ?』と思われる」「食べてみたらおいしい」といったテーマでアイデアを創出した。 特徴的なのは、アイデア創出の段階では過去の販売実績や市場データを使用しなかった点だ。既存の発想や市場動向にとらわれないアイデアを生成AIから引き出すことを狙ったという。 ただし、AIが提案した内容をそのまま商品にしたわけではない。商品開発担当者が試作と検証を繰り返し、味や見た目のバランスを調整して商品として仕上げた。 ## 「レモンタルト×ピクルス」など3商品 発売するのは、「レモンタルト(ピクルス風味)」「酒種あんバターヨーグルトパン」「混ぜて食べる 和風パフェサラダ(ビーフン入り)」の3商品。 「レモンタルト(ピクルス風味)」は税込270円。生成AIが提案した「レモンタルトとピクルスの組み合わせ」から着想を得た。刻んだピクルスの酸味にレモンの爽やかさ、チーズのコクを組み合わせ、甘さを抑えた味わいに仕上げたという。 「酒種あんバターヨーグルトパン」は税込181円。生成AIが提案した「発酵素材を掛け合わせたあんバター」という発想をもとに、酒種を使用した生地に粒あん、発酵バター入りマーガリン、ヨーグルトクリームを組み合わせた。 「混ぜて食べる 和風パフェサラダ(ビーフン入り)」は税込475円。AIによる「パフェのような見た目で楽しむサラダ」という発想を起点に、紅芯大根やきゅうり、オクラ、カニカマなど7種類の具材とビーフンを使い、白だし仕立ての和風ジュレを合わせた。 **■ 生成AIの発案をもとに開発した3商品。ローソンは9月29日から関東・甲信越で発売する** ![AI Lawson.jpg] :::small 画像の出典:[ローソン公式発表]{target=“_blank”} ::: 販売エリアは商品によって異なり、関東・甲信越を中心に約3800~4700店舗で取り扱う。 ## 4月に実験販売、今後は販売データもAIに活用へ ローソンは2026年4月にも、一部地域で生成AIを活用した商品の実験販売を実施していた。今回は生成AIを活用した商品の本格発売という位置付けになる。 店頭の販促物には「AI発案」「AIが考えた!?」といった表記を入れ、生成AIを使った商品開発であることを訴求する。 今後は今回の商品について販売動向や消費者の反響を確認した上で、販売実績や市場データも活用し、AIを使った商品開発をさらに広げていく方針だ。 :::box [関連記事:アシックス、AIでシューズ設計を3D・CAD・性能解析まで一気通貫 RebuilderAIと次世代開発プロセスを披露] ::: :::box [関連記事:EncodeRing、生成AIを活用したジュエリーデザインアプリ「AI Jewelry Designer」をリリース 10秒でプロレベルのデザインを作成し、3Dプリンタで実作も] ::: :::box [関連記事:AIと開発した “西暦3000年” のコカ・コーラ「Y3000」未来の味を探求] ::: :::box [関連記事:AIが生んだ最高に“やみつき”になる「おにぎりせんべい」発売 8万2000個のレシピを学習] :::