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ウクライナは、ロシアによる侵攻以降に蓄積してきた戦闘データを活用し、軍事用途のAIモデルを訓練・検証できる基盤を構築する。ウクライナ国防省は現地時間の2026年1月21日、軍事AIソリューションの開発を目的とした安全なデータ環境「Brave1 Dataroom」を立ち上げたと[発表]{target=“_blank”}した。同基盤は、軍事AIソリューションの開発を目的とした安全なデータ環境として設計されており、友好国とのデータ活用や共同開発を想定している。 ## 実戦データで軍事AIを訓練する「Brave1 Dataroom」 国防省によると、[Brave1 Dataroom]{target=“_blank”}では、戦場で収集された映像や各種センサーデータなどを用いて、軍事用途AIの訓練やテストを行うことができる。防衛分野のスタートアップや開発企業は、申請手続きを経て同環境にアクセスし、自社のAIモデルを検証できる仕組みとなっている。データの取り扱いについては、安全性と機密性を確保するための管理措置が講じられているとしている。 同基盤は、米データ分析企業 Palantir の技術を活用して構築された。Brave1は、軍事技術分野の開発を支援する国家主導の枠組みで、Dataroomはその一環として位置づけられている。 また、Brave1 Dataroomの取り組みは、ウクライナの「デジタル変革省(Ministry of Digital Transformation of Ukraine)」が運営する政府ポータル「Digital State UA」でもプロジェクトとして紹介されている。 ## フェドロフ国防相「real war data」が迎撃AIを高度化 ウクライナの ミハイロ・フェドロフ国防相は、X(旧Twitter)への投稿で、Brave1 DataroomをPalantirと共同で開始したことを明らかにした。投稿の中でフェドロフ氏は、「実戦(real war)データに基づくAIが、敵ドローンの迎撃やウクライナの防空を支援する」と述べている。 ![mykhailo fedorov氏のX投稿より.jpg] :::small 画像の出典:[ミハイロ・フェドロフ国防相のXアカウントより]{target=“_blank”} ::: 同氏はまた、ウクライナが自律型の防空ソリューションを開発しており、すでに運用実績があることにも言及した。 ## AI制御の迎撃ドローン「Octopus」、量産段階へ 国防省は同日、AIベースの制御システムを搭載した迎撃ドローン「Octopus」の最新型を、英国の代表団に対して公開した。Octopusは、Shahed型ドローンへの対処を想定した迎撃ドローンで、ウクライナ軍内で開発されたという。 国防省の説明によると、Octopusは戦闘での有効性が確認されており、現在は生産規模の拡大が進められている。生産はウクライナ国内に加え、英国でも行われる予定としている。 :::box [関連記事:NATO、AI搭載戦闘システム「MSS NATO」を導入──Palantirと契約、情報優勢と意思決定の高速化を狙う] ::: :::box [関連記事:CSET報告書が示す軍事部門での“意思決定AI”急拡大は「不可逆トレンド」:市場でもパランティアがボーイングの時価総額を逆転] ::: :::box [関連記事:ウクライナ戦争で防衛系スタートアップに投資加速。ユニコーン「SHARPE」にはAI活用でも大注目] ::: :::box [関連記事:フランスの自動車大手ルノー、ウクライナでのドローン生産を仏政府と協議中 ウクライナ軍は2025年中に400万機以上のドローンを運用する計画] ::: :::box [関連記事:ウクライナ、前線に「Unitree Go2」に似たロボット犬を配備:偵察と地雷検出を支援] :::
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