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2026/3/10 [TUE]
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Anthropic、米国防総省を提訴 「供給網リスク」認定は違法と主張

米AI企業Anthropicは2026年3月9日(現地時間)、同社を「サプライチェーンリスク(供給網リスク)」と認定した米国防総省などの措置は違法だとして、差し止めなどを求めて提訴した。[訴状]{target=“_blank”}によると、この認定は同社の契約や企業としての評判に重大な損害を与えていると主張している。Anthropicはこれに先立つ公式声明で、この措置について「法廷で争うほか選択肢がない」との立場を示していた。 ## Anthropicが米国防総省などを相手取り提訴 Anthropicが提出した訴状によると、同社は米国防総省などを被告として、米カリフォルニア州の北カリフォルニア連邦地裁に提訴した。訴状の表紙には「COMPLAINT FOR DECLARATORY AND INJUNCTIVE RELIEF(宣言的救済および差止救済を求める訴状)」と記されており、政府による措置の違法確認や差し止めなどを求めている。 今回の訴訟は、米国防総省がAnthropicの製品やサービスを国家安全保障上の「サプライチェーンリスク」に該当すると認定したことが発端となった。 ## 「供給網リスク」認定が争点 訴状によると、Anthropicは2026年3月4日、国防総省から正式書簡を受け取り、同社の製品やサービスが国家安全保障上のリスクに該当すると通知された。 この認定により、政府機関や関連企業がAnthropicのサービス利用を見直す可能性があるとして、同社は事業への重大な影響が生じていると主張している。 ## 「違法で前例のない措置」と主張 Anthropicは訴状の中で、今回の措置は法的権限を逸脱しており、行政手続きの面でも問題があると主張している。また、この認定によって政府契約や民間契約、企業としての評判などに回復困難な損害が生じていると訴えている。 ## 提訴前から「法廷で争う」と表明 Anthropicは2026年3月5日に公開した[公式声明]{target=“_blank”}で、国防総省による措置について法的に妥当ではないとの認識を示し、「法廷で争うほか選択肢がない」と述べていた。 同社はこれ以前の声明でも、 - 米国人を対象とした大規模監視 - 人間の監督なしに作動する致死的自律兵器 へのAI利用には応じない立場を説明しており、政府との対立が続いていた。 ## 政府措置の差し止めを求める 今回の訴訟でAnthropicは、 - 「サプライチェーンリスク」認定の無効確認 - 政府による実施や執行の差し止め - 関連する命令や通知の撤回 などを求めている。 :::box [関連記事:米国防総省、Anthropicとの関係解消を検討──「Claude」軍事利用の安全制限めぐり対立] ::: :::box [関連記事:Anthropic、米国防総省とAI軍事利用を再交渉 行き詰まり後も接点探る] ::: :::box [関連記事:米国防総省とのAI契約で明暗 Anthropicは決裂、OpenAIは安全条項を条文化し合意] ::: :::box [関連記事:AnthropicとPalantir、AWSとの提携で米国防衛機関に「Claude 3」提供を開始] ::: :::box [関連記事:米国防総省、Anthropic・Google・OpenAI・xAIに各2億ドル──フロンティアAIを“エージェント化”し全軍ミッションを強化] :::

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