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ゆうちょ銀行は2025年12月8日、ATM利用時の特殊詐欺被害を防止する新たな取り組みとして、ATM前での携帯電話などによる通話動作をAIで検知し、必要に応じて取引を中止する措置を導入すると[発表]{target=“_blank”}した。新措置は2026年1月から、全国のゆうちょATMで順次適用される。 ![ゆうちょおしらせ.jpg] :::small 画像の出典:[ゆうちょ銀行]{target=“_blank”} ::: 同社はこれまでも、ATMコーナーに設置された防犯カメラ画像をAIで分析し、通話している可能性のある動作を検知した場合、デジタルサイネージによる警告表示や警告音で注意喚起を行ってきた。今回の取り組みはこの対策を一段強化したもので、通話動作を検知した際に「取引そのものを中止する場合がある」という点が大きな変更点となる。 リリースによると、AIが検知するのは「携帯電話等による通話のような動作」。詐欺の指示役が電話越しに被害者へ振り込み操作を促す手口が全国的に増加していることから、ATM操作中の通話はリスク要因として位置付けられている。ゆうちょ銀行は「お客さまの大切な財産を守るための取り組み」であり、利用者に理解と協力を求めている。 特殊詐欺は国内で依然として深刻な状況が続く。警察庁のまとめでは、2024年の特殊詐欺被害額は約718億円にのぼり、前年から増加した。特に高齢者の預貯金を狙う手口が多く、金融機関による対策強化が求められている。 ゆうちょ銀行は、AI画像分析による不審動作の検知やATM操作時の注意喚起など、既存の取り組みを継続しながら、今回の取引中止措置を組み合わせることで、さらなる被害防止を図るとしている。今後も特殊詐欺対策を継続的に強化していく方針だ。 :::box [関連記事:AIが守る!日立系ATMメーカーがAI画像検知で特殊詐欺抑止の取り組みを開始] ::: :::box [関連記事:警視庁、AI活用で闇バイト募集投稿を自動検知 SNS監視を強化] ::: :::box [関連記事:バイトル、新サービス「闇バイトチェックAI」を開始。「闇バイト相談窓口」同時開設] ::: :::box [関連記事:Yahoo!ショッピング、2025年上半期の安全・安心レポート公開──AIで不正検知率3倍、レビュー45万件を削除] ::: :::box [関連記事:三菱UFJ信託銀行、高齢者の認知機能をAIで推定し、適切な金融商品を提案する支援アプリを導入] :::
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